Once Upon a Time in Mumbaai
偶然だろうが、今年のヒンディー語映画は、過去のムンバイーの暗部、つまりスラムやアンダーワールドを題材にした映画の公開が続いている。1980年代のスラムを舞台とした「Striker」(2010年)、1982年の繊維工場ス...
偶然だろうが、今年のヒンディー語映画は、過去のムンバイーの暗部、つまりスラムやアンダーワールドを題材にした映画の公開が続いている。1980年代のスラムを舞台とした「Striker」(2010年)、1982年の繊維工場ス...
ヒンディー語映画界で「コメディーの帝王」と称されるプリヤダルシャン監督は、人気男優アクシャイ・クマールと共にこれまで「Hera Pheri」(2000年)、「Garam Masala」(2005年)、「Bhagam B...
2014年の夏は日本でインド映画の劇場一般公開が相次いでいるのだが、その中でも自分にとって完全に未知の世界だったのが、テルグ語映画2本であった。インドに住んでいた頃、テルグ語映画はほとんどノータッチであった。ちょうど数...
数ヶ月前からインドの映画ファンの間で密かに話題になっていたのが「Tere Bin Laden」である。アル・カーイダのリーダー、ウサーマ・ビン・ラーディンのそっくりさんを使って一儲けを企むという筋書きのコメディー映画で...
2010年7月16日には3本の新作ヒンディー語が一挙に公開された。どれもそれぞれ面白そうな映画であるため、全てを観ることを計画していた。「Lamhaa」(2010年)は既に金曜日に見たが、日曜日に残りの2作「Udaan...
1947年の印パ分離独立以来、かつて「地上の楽園」と称されたカシュミール地方は、印パ間の紛争の火種となったり、政争の場となったりして来た。1989年以降、分離派による武力闘争が活発となり、駐屯するインド軍のカシュミール...
インドのナクサライト問題はますます深刻になっている。ナクサライトとは、権力者による搾取によって苦しめられ続けて来た最底辺の人々の救済を大義名分に武力による政府転覆を狙う極左の反政府ゲリラ組織である。その歴史は1967年...
インド映画産業においても、映画というのは企画からキャスティング、ロケ地選定、音楽録音、撮影、編集、検閲、そして公開まで、様々なステップを経て作られる複雑な創作物であり、その過程のどこかで何らかの障害が生じた場合、公開ま...
本日(2010年7月5日)はバーラト・バンド、つまり全国一斉ストライキの日であった。ガソリンを含む生活必需品の値上げに反対して、インド人民党(BJP)などの野党が呼びかけたものである。こういう日はあまり外を出歩かないに...
プラカーシュ・ジャー監督の最新作「Raajneeti(政治)」が本日(2010年6月4日)より公開された。プラカーシュ・ジャー監督と言えば、「Gangaajal」(2003年)や「Apaharan」(2005年)などの...