映評Veerappan Posted on 2016年5月27日 ヴィーラッパンと言えば、1990年代から2000年代初頭に掛けて南インドを騒がせた盗賊の親玉である。カルナータカ州、タミル・ナードゥ州、ケーララ州にまたがる森林を住処とし、白檀や象牙の密輸から誘拐、殺人まで、様々な犯罪...
映評Waiting Posted on 2016年5月27日 ナスィールッディーン・シャーはヒンディー語映画界で最も尊敬されている俳優の一人である。元々は、娯楽映画と一線を画するパラレルシネマの象徴であったが、近年は積極的に娯楽映画にも出演するようになり、非常に幅の広い活躍をして...
映評Phobia Posted on 2016年5月27日 ホラーは、21世紀のヒンディー語映画がコンスタントに築き上げて来たジャンルである。マルチプレックスが普及し、ハリウッド映画の洗礼を受けた若い観客が映画館の主なパトロンとなったことで、インドの映画メーカーたちは、ハリウッ...
映評Sarbjit Posted on 2016年5月20日 かつて、印パ国境はかなりルーズで、壁や金網などなく、知らずに相手の国へ入って逮捕されてしまうことがあったようだ。パンジャーブ州タラン・ターラン県ビキーウィンド村に住んでいたサラブジート・スィンもその一人で、1990年に...
映評Dear Dad Posted on 2016年5月13日 インド人同性愛者の間でカルト的人気を誇るヒンディー語映画「Dostana」(2008年)は、本物のゲイ同士の物語ではなかったものの、同性愛者が自分の性的指向を家族に認めてもらう瞬間が描かれていたことが高く評価されたとさ...
映評1920: London Posted on 2016年5月6日 21世紀に入り、本格的にホラー映画が作られるようになったヒンディー語映画界には、いくつかホラー映画のシリーズも生まれている。ヒンディー語映画界にホラー映画というジャンルを確立した立役者となった「Raaz」(2002年)...