Dangal

 インドのスポーツ業界ではクリケットが一強状態にあり、それがその他のスポーツの発展を阻害してきた。ただ、クリケットはオリンピックの種目になっておらず、国際的なスポーツ大会が開催されると、それ以外のスポーツにも一時的にスポ...

Wajah Tum Ho

 シャルマン・ジョーシーは、「Rang De Basanti」(2006年)や「3 Idiots」(2009年/邦題:きっと、うまくいく)などでの演技が印象的な俳優である。多くの人が、人の良さそうな笑顔とコミカルな演技を...

Befikre

 ヒンディー語映画界最大のコングロマリット、ヤシュラージ・フィルムスの会長兼社長アーディティヤ・チョープラーは、インド映画史に残る名作の数々をプロデュースして来たが、監督としては寡作であり、2000年代までは「Dilwa...

Kahaani 2: Durga Rani Singh

 「Kahaani」(2012年)は、良質のインド製サスペンス映画だけでなく、作品を単身背負える女優としてのヴィディヤー・バーランの地位を確立した映画でもあった。日本において「女神は二度微笑む」の邦題と共に一般公開された...

Dear Zindagi

 2010年代のヒンディー語映画の大きな特徴のひとつは、女性の躍進である。女性の活躍が、スクリーンの表と裏の両面で目立つようになり、しかもそれらが正当な評価を得るようになった。女性のプロデューサー、映画監督、音楽監督など...

Tum Bin 2

 2001年に公開されたロマンス映画「Tum Bin(君がいなくては)」は、恋人の突然の死に沈む女性の前に新しい男性が現れるという筋書きの物語で、低予算の割にはそこそこの成功を収めた映画であった。また、この作品はアヌバヴ...

Force 2

 20世紀のヒンディー語映画には題名に「~2」と付く続編映画が存在しなかったのだが、21世紀に入り、ハリウッド映画の強い影響を受けるようになって、その慣行が定着した。ただ、インドならではの現象と言っていいだろうが、「~2...

Rock On 2

 インド映画は常に歌と音楽と共にあったが、意外なことに、ロックを主題にした映画は作られて来なかった。初めて大々的かつ本格的に作られたロック映画は、アビシェーク・カプール監督のヒット作「Rock On!!」(2008年)だ...

Dongri Ka Raja

 ムンバイー北郊のドーングリーといえば、1993年のボンベイ同時爆破テロの首謀者ダーウード・イブラーヒームが本拠地としていた地域である。2016年11月11日公開の「Dongri Ka Raja」は、「ドーングリーの王」...

Shivaay

 俳優の監督業進出はヒンディー語映画界では珍しくない。アヌパム・ケール、ナンディター・ダース、ヴィジャイ・ラーズなど、演技派に分類される俳優たちが監督をすることもあれば、アーミル・カーンのようなスター俳優がメガホンを取る...

Ae Dil Hai Mushkil

 カラン・ジョーハルは「Kuch Kuch Hota Hai」(1998年)で監督デビューした後、常にヒンディー語娯楽映画の中心にいた。しかし、業界内におけるその圧倒的な存在感とは裏腹に、彼の監督としての才能には常々疑問...

31st October

 インドにおいて、今でこそ「テロリスト」と言えば真っ先にイスラーム教徒過激派が思い浮かぶのだが、1980年代にはスィク教徒の方がそのイメージを持たれていた。なぜなら、パンジャーブ州の自治・独立を求めるカーリスターン運動が...