2016年12月
Wajah Tum Ho
シャルマン・ジョーシーは、「Rang De Basanti」(2006年)や「3 Idiots」(2009年/邦題:きっと、うまくいく)などでの演技が印象的な俳優である。多くの人が、人の良さそうな笑顔とコミカルな演技を...
Kahaani 2: Durga Rani Singh
「Kahaani」(2012年)は、良質のインド製サスペンス映画だけでなく、作品を単身背負える女優としてのヴィディヤー・バーランの地位を確立した映画でもあった。日本において「女神は二度微笑む」の邦題と共に一般公開された...
Dear Zindagi
2010年代のヒンディー語映画の大きな特徴のひとつは、女性の躍進である。女性の活躍が、スクリーンの表と裏の両面で目立つようになり、しかもそれらが正当な評価を得るようになった。女性のプロデューサー、映画監督、音楽監督など...
Dongri Ka Raja
ムンバイー北郊のドーングリーといえば、1993年のボンベイ同時爆破テロの首謀者ダーウード・イブラーヒームが本拠地としていた地域である。2016年11月11日公開の「Dongri Ka Raja」は、「ドーングリーの王」...
Ae Dil Hai Mushkil
カラン・ジョーハルは「Kuch Kuch Hota Hai」(1998年)で監督デビューした後、常にヒンディー語娯楽映画の中心にいた。しかし、業界内におけるその圧倒的な存在感とは裏腹に、彼の監督としての才能には常々疑問...
31st October
インドにおいて、今でこそ「テロリスト」と言えば真っ先にイスラーム教徒過激派が思い浮かぶのだが、1980年代にはスィク教徒の方がそのイメージを持たれていた。なぜなら、パンジャーブ州の自治・独立を求めるカーリスターン運動が...