Dabangg 2

 南インドのヒット映画をリメイクしたヒンディー語は昔から少なくなかったのだが、特にここ最近はその種の映画が非常に目立つようになった。中でもアクション映画が人気で、「Ghajini」(2008年)、「Wanted」(200...

Khiladi 786

 ハリウッドではヒット映画のパート2、パート3などが作られることはごく一般的であるが、ヒンディー語映画界ではそれはここ5~6年内に始まった新しいトレンドである。ヒンディー語映画界で初の続編映画は「Lage Raho Mu...

Talaash

 本日鑑賞した「Talaash」は2012年11月30日に公開された。主演はアーミル・カーン。彼が出演する映画は「Dhobi Ghat」(2011年)以来およそ2年振りとなる。カリーナー・カプールとラーニー・ムカルジーと...

Life of Pi (USA)

 「Life of Pi」は、「グリーン・デスティニー」(2000年)や「ハルク」(2003年)などで有名な台湾人映画監督アン・リーが作った米国映画である。日本では「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」の邦題と共...

Son of Sardar

 スィク教徒はインド全人口の2%ほどに過ぎないが、ヒンディー語映画を観ているとそのプレゼンスの強さを感じる。例えばヒンディー語映画の中でスィク教徒のキャラクターがコミックロールを担うことが多い。先日公開されたばかりの「S...

Jab Tak Hai Jaan

 現在のヒンディー語娯楽映画界を方向付けた人物の筆頭としてヤシュ・チョープラー監督が挙げられる。1960年代から多くのヒット作を作り続け、特にロマンス映画の方程式を築き上げ、さらには業界最大手プロダクション、ヤシュラージ...

Luv Shuv Tey Chicken Khurana

 インドのハイウェイを移動していると、所々にドライブイン的な食堂が並んでいる。道行く人々が食事をしたり休憩をしたりできる憩いの場で、陸路で長距離移動する者にはなくてはならない施設である。主に北インドでそのような食堂をダー...

1920: Evil Returns

 英領時代の1920年を時代背景とし、キリスト教的な世界観の上に作られたホラー映画「1920」(2008年)は、まずまずの興行的成績を収め、続編が作られることになった。2012年11月2日公開の「1920: Evil R...

Chakravyuh

 アーディワースィー(原住民)と呼ばれる部族が多く住むインドの森林地帯では、ナクサライト(インド共産党毛沢東主義派)と呼ばれる極左武装組織と警察・武装部隊との間の戦いが熾烈化しており、インドの大きな内憂となっている。イン...

Mumbai Cha Raja

 映画の都ムンバイーのひとつの側面はインドを代表する商都という点であり、そこに住む上流階層のモダンなライフスタイルが、観客の憧れを喚起しながら映画の中で映し出される。だが、一方で、アジア最大のスラム街を抱える都市でもあり...

Student of the Year

 カラン・ジョーハルと言えば、ヒンディー語映画界のみならずエンターテイメント業界で広く活躍する人物であるが、本業は映画監督である。しかしながら、メディアでの露出度に比べて彼の監督としてのフィルモグラフィーは意外にも寂しい...

Bhoot Returns

 ラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督は、ヒンディー語映画にホラーというジャンルを根付かせた立役者の一人であり、彼が監督した「Bhoot」(2003年)はヒンディー語ホラー映画最初期の好例である。ただ、あまりに多作すぎて、...