Ungli

 2011年に社会活動家アンナー・ハザーレーによって主導された汚職撲滅運動はインドの政界に様々な余波をもたらしたが、ヒンディー語映画界も影響を受けた。汚職を取り上げた映画が増えたのである。2014年11月28日公開の「U...

Zed Plus

 インドでは政治家などの要人にコマンドー部隊の護衛が付く。護衛対象のランクに従ってセキュリティーレベルが決められるが、最高レベルのセキュリティーを「Z+(ゼット・プラス)」と呼ぶ。2014年11月28日公開の「Zed P...

Placebo

 インドの高等教育機関というと、どうしてもインド工科大学(IIT)が有名だが、もちろんインドには他にも多くの優れた大学などがある。IITは基本的にITエンジニアを含むエンジニアを輩出する学校だが、インドにおいてITエンジ...

Gollu Aur Pappu

 2014年11月21日公開の「Gollu Aur Pappu(ゴールーとパップー)」は、天然ボケ二人組が繰り広げる抱腹絶倒のコメディー映画である。

Happy Ending

 毎年恒例となったインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)の2015年度上映作品が発表となった。「Happy Ending」はその中の一本である。インド本国では2014年11月21日に公開された。ヒン...

Cast in India (USA)

 ニューヨークのマンホール蓋には「Made in India」と刻まれているが、その刻印の通り、それらはインドで作られている。インド系米国人ドキュメンタリー映画監督ナターシャ・ラヘージャーは、カメラを片手に西ベンガル州ハ...

Dum Dum Deega Deega

 「Dum Dum Deega Deega」は、ムンバイーのストリートチルドレンを主人公にした15分ほどの短編映画である。2015年のジャイプル国際映画祭やカーラー・ゴーラー短編映画祭などで上映された形跡があるが、確認で...

Kill/Dil

 クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」(2003年)という映画があったが、それによく似たタイトルのヒンディー語映画が2014年11月14日に公開された。「Kill/Dil」である。監督のシャード・アリーは、時...

6-5=2

 2014年11月14日公開の「6-5=2」は、米映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999年)型のモキュメンタリー映画だ。ファウンド・フッテージ映画とも呼ばれる。行方不明の撮影者による映像をそのまま公開したという...

Rang Rasiya

 インドの街角ではよく神様ポスターが売られているのを目にする。安価に手に入る神様ポスターは家や職場などに飾られ、信仰されている。そのポスターのおかげで、今や神様の姿は容易に目にすることができるようになったが、これが登場す...

The Shaukeens

 長年、現地でインド映画を観てきて、「インド映画の真髄はコメディー映画である」と喝破した。インドでは未だに映画は娯楽の王様であり、娯楽の王道はコメディーである。インド映画の存在意義はまず第一にコメディーにあり、インド映画...