Notebook

 一目惚れから始まる単純なボーイ・ミーツ・ガール的ロマンス映画もインドではまだ根強く作られているのだが、その一方でインド人好みなのが、男女が結ばれないか、究極的には全く顔を合わせずに終わるような淡い恋愛である。「The ...

Junglee

 ハリウッドの映画監督がインド映画を撮るという酔狂な試みは、かつてサルマーン・カーン主演「Marigold」(2007年)で行われ、大失敗に終わった。外部の人間が、形ばかりのインド映画を作ったところで、本当のインド映画ら...

Kesari

 18世紀から19世紀にかけて、インド亜大陸各地に存在した藩王国は徐々に英国の支配下に組み込まれて行き、最後まで抵抗を続けたシク王国も1849年に併合された。こうして英領インドはアフガニスタンと本格的に国境を接することと...

Mard Ko Dard Nahi Hota

 最近は日本で劇場一般公開されるインド映画も増えて来たが、通常そのような映画は、ある程度名の通った監督や俳優の出演作である。その点、「燃えよスーリヤ!!」の邦題と共に日本でも公開されたヒンディー語映画「Mard Ko D...

377 Ab Normal

 インドでは最近まで同性愛は犯罪だった。それを規定していたのがインド刑法(IPC)第377条だった。この条文は同性愛を「自然に反する行為」の一部として禁止しており、最高刑を終身刑としていた。だが、21世紀に入り、この条文...

Photograph

 日本でも「めぐり逢わせのお弁当」の邦題と共に公開され話題となったインド映画「The Lunchbox」(2013年)。そのリテーシュ・バトラー監督の最新作「Photograph」がAmazon Prime Videoで...

Mere Pyare Prime Minister

 インドのトイレ問題を初めて公の場で本格的に取り上げたのはナレーンドラ・モーディー首相だった。2014年に首相に就任し、最初の独立記念日スピーチにおいて、彼は全国民の前で、インドではトイレが家にない人がたくさんいることや...

Badla

 復讐モノはインド人の好む伝統的なジャンルであり、「Madhumati」(1958年)、「Sholay」(1975年)、「Karz」(1980年)から最近の「Ghajini」(2008年)や「Badlapur」(2015...

The Sholay Girl

 インド映画ファンならば知らぬ者がいない、伝説の映画「Sholay」(1975年)。ラメーシュ・スィッピーが監督し、アミターブ・バッチャン、ダルメーンドラ、ジャヤー・バッチャン、ヘーマー・マーリニーが主演のオールスターキ...

Luka Chuppi

 インドではまだまだ男女の間の垣根が高く、未婚の男女に対する制約も厳しい。結婚前の男女が同棲することは社会がなかなか許さない。それでも、ヒンディー語映画は同棲の問題を扱い続けている。最も早い例は「Salaam Namas...

Sonchiriya

 2000年代のヒンディー語映画界には、ラーケーシュ・オームプラカーシュ・メヘラー監督、アヌラーグ・カシヤプ監督、ヴィシャール・バールドワージ監督、ディバーカル・バナルジー監督のような、強烈な作家性を持った若い監督たちが...