Hari Puttar

 ここ数週間、インドのみならず日本語のニュースでも話題になっていた一本のインド映画があった。それは「Hari Puttar」。大ヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズの題名と酷似しており、混同する恐れがあるとして、「ハリ...

Saas Bahu aur Sensex

 2007年、ハリウッドのプロダクションが初めて制作したヒンディー語映画「Saawariya」(2007年)が公開された。ソニー・ピクチャーズが制作したこの映画は残念ながら失敗作に終わってしまったが、ハリウッドのインド進...

Welcome to Sajjanpur

 シャーム・ベーネーガルと言えば、「Ankur」(1973年)で衝撃のデビューを果たして以来、ヒンディー語映画界の中で高い尊敬を受け続けて来た映画監督の一人である。そのベーネーガル監督が初めてコメディー映画に挑戦すること...

Ru-Ba-Ru

 2008年9月12日公開の「Ru-Ba-Ru(向き合って)」は、タイムループ型のロマンス映画である。米映画「If Only」(2004年)のリメイクとされている。公開当時には鑑賞しておらず、YouTubeでShemar...

1920

 今でこそヒンディー語映画界では頻繁にホラー映画が制作されるようになったが、実はこれは最近の傾向であり、以前はヒンディー語映画界でホラー映画は受け入れられていなかった。それを変えたのはヴィクラム・バット監督の「Raaz」...

The Last Lear

 数週間前から、やたらと「ビッグB最高の演技」を謳った映画の宣伝が目に付くようになった。ビッグBとは、ヒンディー語映画界における大御所中の大御所、アミターブ・バッチャンであり、その映画とは、アミターブが初めて出演する英語...

Hijack

 最近のヒンディー語映画界は猫も杓子もテロ映画で食傷気味だ。テロを題材にした優れた作品も何本か出て来てはいるが、それでもこう多すぎると飽きてしまう。2008年9月5日公開の「Hijack」も、テロリストによるハイジャック...

Tahaan

 ヴィシャール・バールドワージ監督の「Makdee」(2002年)以来、ヒンディー語映画界では盛んに子供向け映画が作られるようになった。アニメのレベルも徐々に上がって来ており、アニメに対して厳しい鑑識眼を持つ日本人の鑑賞...

A Wednesday!

 ここのところ、毎週すさまじい数の映画が公開されており、落ち着く暇がない。さすがにこのペースだと片っ端から全ての映画を観ることは不可能であり、先週は「Chamku」、「Mukhbir」、「C KKompany」を見送った...