インターミッション

 伝統的には、インド映画の上映時間は2時間半前後ある。現代のヒンディー語映画では、そこまで長い映画はだいぶ少なくなったが、南インド映画では依然として2時間半が標準のままだ。

スポーツの映画

 21世紀に入り、ヒンディー語映画は米国映画に倣って様々なジャンルを確立させたが、その中で最も成功しているもののひとつがスポーツ映画である。かつて、インド映画界では、「スポーツ映画はヒットしない」というジンクスがあり、ス...

エンカウンター

 インド映画でよく使われる独特の用語に「エンカウンター」がある。当然、英語の「encounter」から来ている言葉で、「遭遇」という意味である。だが、インドの警察の間では異なった使われ方をする。

Bob Biswas

 スジョイ・ゴーシュ監督のスリラー映画「Kahaani」(2012年)は日本でも「女神は二度微笑む」の邦題と共に公開され好評を博した。ストーリーが良かったことに加えて、ヴィディヤー・バーラン演じるヴィディヤーはじめ、キャ...

アンチINCの映画

 インドの中央政府は2014年からインド人民党(BJP)が政権を担っており、ナレーンドラ・モーディーが首相を務めている。その前の10年間はインド国民会議派(INC)が与党で、マンモーハン・スィンが首相だった。

汚職の映画

 インド映画には、汚職した政治家、官僚、警察、実業家などが、多くは悪役として、よく出て来る。インドでは権力は最大限活用するものと考えられており、権力を濫用することによって、金儲けをしたり、弱者をいじめたり、女性を手込めに...

100カロール・クラブ

 今は昔の話になるが、インド映画業界における伝統的なヒットの指標は連続上映週数だった。封切り後、劇場においてどれだけの週、連続で上映され続けているかで、その映画の成功の度合いが測られた。節目となる週数には以下のような名前...

Chhorii

 2021年11月26日からアマゾン・プライム・ビデオで配信開始されたヒンディー語ホラー映画「Chhorii」。その題名の意味は「女の子」という意味だが、どちらかというと標準語よりも方言系で使われる言葉だ。そして、「ホラ...

Satyameva Jayate 2

 社会活動家アンナー・ハザーレーによるジャンロークパール運動と汚職撲滅運動が最高潮に盛り上がったのが2011年であった。そして、この運動を受けて2012年に立ち上がったのが庶民党(AAP)であり、以来、党首のアルヴィンド...

戦争の映画

 戦争映画は人気のジャンルのひとつだ。特にインドでは、映画は愛国心高揚のために自発的に作られることが多く、戦争を主題としたり、兵士を主人公にしたりした戦争美化映画は、社会から好意的に受け止められる傾向にある。俳優たちも、...

ルピーの円換算

 インドの通貨はルピー(Rupee/Rupees)である。略称では、単数形が「Re.」、複数形が「Rs.」と書かれる。「Indian Rupees」の略で「INR」と書かれることもある。2010年からはルピー記号「₹」が...

イザーファト

 日本語に漢語や外来語と呼ばれる、他言語からやって来て定着した言葉がたくさんあるように、ヒンディー語にも様々な言語から入って来て使われるようになった借用語がある。ヒンディー語が主に語彙の源泉とする言語は、ペルシア語、サン...