Chakravyuh

 アーディワースィー(原住民)と呼ばれる部族が多く住むインドの森林地帯では、ナクサライト(インド共産党毛沢東主義派)と呼ばれる極左武装組織と警察・武装部隊との間の戦いが熾烈化しており、インドの大きな内憂となっている。イン...

Mumbai Cha Raja

 映画の都ムンバイーのひとつの側面はインドを代表する商都という点であり、そこに住む上流階層のモダンなライフスタイルが、観客の憧れを喚起しながら映画の中で映し出される。だが、一方で、アジア最大のスラム街を抱える都市でもあり...

Student of the Year

 カラン・ジョーハルと言えば、ヒンディー語映画界のみならずエンターテイメント業界で広く活躍する人物であるが、本業は映画監督である。しかしながら、メディアでの露出度に比べて彼の監督としてのフィルモグラフィーは意外にも寂しい...

Bhoot Returns

 ラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督は、ヒンディー語映画にホラーというジャンルを根付かせた立役者の一人であり、彼が監督した「Bhoot」(2003年)はヒンディー語ホラー映画最初期の好例である。ただ、あまりに多作すぎて、...

Makkhi

 南インドの映画スターが、南インドの言語で作られた映画のヒンディー語吹替版を引っさげてヒンディー語映画界に殴り込んで来たことは近年では2回あった。まずはカマル・ハーサン。タミル語映画「Dasavathaaram」(200...

Chittagong

 インド独立運動は今まで頻繁にヒンディー語映画のテーマや舞台背景となっており、その中でもマハートマー・ガーンディーやバガト・スィンの人生、思想、活動はよく取り上げられる。しかし、1930年4月18日のチッタゴン反乱はイン...

Aiyyaa

 今日は3週間のツーリングで調子が悪くなったバイクをサービス(メンテナンス)に出した。快調になったところで映画を鑑賞。2012年10月12日より公開の最新ヒンディー語映画「Aiyyaa」である。主演はラーニー・ムカルジー...

English Vinglish

 ラダック・ツーリングで3週間ヒンディー語映画を観ることができなかった。その間にいくつか重要な映画が公開されており、今週はできるだけ多くの映画を観ようと思う。とりあえず今日は2本の映画を観た。最初に観たのは非常に評判の良...