ABCD 2
2013年、11年7ヶ月に及ぶインド留学生活を終える前、最後に観たインド映画が「ABCD: Any Body Can Dance」であった。インド初の3Dダンス映画と銘打ったヒンディー語映画で、ダンスの挿入が減った昨今...
2013年、11年7ヶ月に及ぶインド留学生活を終える前、最後に観たインド映画が「ABCD: Any Body Can Dance」であった。インド初の3Dダンス映画と銘打ったヒンディー語映画で、ダンスの挿入が減った昨今...
女性監督の台頭は、近年のヒンディー語映画界における明るいトピックのひとつだ。決して女性監督が過去に存在しなかった訳ではないが、娯楽・商業映画の路線で堂々と勝負する女性監督に乏しかった。その状況に一石を投じたのが「Om ...
2015年6月12日公開の「Hamari Adhuri Kahani(私たちの未完の物語)」は、大人のロマンス映画である。部分的にナクサライト問題にも触れられている。
2015年5月29日公開の「P Se PM Tak」は、売春婦が州首相に、果ては首相になるという、突拍子もないストーリーの政治風刺コメディー映画である。題名は「PからPMまで」という意味だが、「P」は「Prostitu...
インドにとってパーキスターンは近くて遠い国である。元々同じ国であったし、隣接しているため、お互いによく知り尽くしている国である一方、インド人がパーキスターンへ行こうとすると、厄介な手続きを経ないとヴィザが下りない。イン...
現在、ヒンディー語映画界で、高い演技力を持っていると同時に、最も興行的に信頼できる女優となったカンガナー・ラナウト。この方向ではヴィディヤー・バーランと肩を並べるまでになった。「Queen」(2014年)の大ヒットが現...
2015年5月15日公開の「An Unfold Fact Lateef」は、インド社会に蔓延する若者のドラッグ中毒を取り上げた作品である。ナワーズッディーン・スィッディーキーが主演だが、とても若く見える。「Chocol...
カラン・ジョーハルとアヌラーグ・カシヤプは、正反対のベクトルの映画作りを行う映画監督だった。カランは大衆娯楽志向であり、大予算型マルチスター映画を得意とする。特に彼の監督デビュー作「Kuch Kuch Hota Hai...
2015年5月8日公開の「Kuch Kuch Locha Hai」は、元AV女優サニー・リオーネ主演のちょっとエッチなコメディー映画である。題名は「何かがおかしい」という意味である。大ヒット映画「Kuch Kuch H...
デリーはインドの首都であり、首都の性格上、インド各地から移住して来た人々が集まり住む移民の街でもある。元々デリーはパンジャーブ地方の一端に位置すると言えるのだが、移民の中で最も目立つのは、印パ分離独立時にパーキスターン...
「The Last Mango Before the Monsoon」は、2024年にカンヌ映画祭でグランプリを受賞したパーヤル・カパーリヤー監督が、まだインド映画テレビ学校(FTII)の学生だった頃の2015年に作っ...
勧善懲悪はインドのアクション映画の基本である。巨悪に敢然と立ち向かう無敵のヒーロー像は過去に何度も繰り返し増産されて来た。しかしながら、この「勧善懲悪」が、決まり切ったストーリーの典型として、インド映画の弱点に数えられ...