Ramaiya Vastavaiya
2013年のインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)で評判が良かった映画に「Ramaiya Vastavaiya」がある。2013年7月19日に公開されたヒンディー語映画だが、題名が「ラーマよ、来い...
2013年のインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)で評判が良かった映画に「Ramaiya Vastavaiya」がある。2013年7月19日に公開されたヒンディー語映画だが、題名が「ラーマよ、来い...
1993年のボンベイ同時爆破事件の首謀者とされるダーウード・イブラーヒーム。ボンベイのアンダーワールドのドンで、ヒンディー語映画界にも多大な影響力を持っていたとされる。そして、ヒンディー語映画が最も好んで映画の題材とす...
ギリシア哲学に「テーセウスの船」というパラドックスがある。テーセウスはギリシア神話の英雄で、怪物ミーノータウロスを退治したことで有名だ。そのテーセウスが乗っていた木製の船は、彼の死後も保存されていたのだが、時が経つにつ...
先日、ヒンディー語映画界でもっとも権威のある映画賞であるフィルムフェア賞が発表された。インドに住んでいた頃は毎週ヒンディー語映画を観ていたため、フィルムフェア賞にノミネートされるほど重要な作品くらいは全て鑑賞済みである...
現在のヒンディー語映画界で最も注目すべきはアヌラーグ・カシヤプ監督とその周辺の映画人たちである。最近の新しい潮流は、必ずこの界隈から生まれて来ていると言っても過言ではない。アヌラーグ・カシヤプが何らかの形で関わっている...
興行成績などからヒンディー語映画の各年代表作をピックアップすると、どうしてもロマンス映画やアクション映画がリストアップされることが多くなるのだが、低予算映画にまで守備を広げると、意外に侮れないと感じるのがスリラー映画で...
話を作ることにかけてはインド人の右に出る者はいないという程で、インド人と接していると、よくも皆いろいろな場面でいろいろな言い訳が出て来るものだと感心する。この点については階層の差も何もない。その影響が必ずあるのだろう、...
2013年6月14日公開の「Ankur Arora Murder Case(アンクル・アローラー殺人事件)」は、犯罪ドラマのような題名であるが、実際は大病院での医療事故を題材にした裁判ドラマ映画である。
エリート工科大学に入学した3人の若者のドタバタ劇を描いた「3 Idiots」(2009年/邦題:きっと、うまくいく)が大ヒットしたことで、大学そのものに焦点を当てた映画が作られるようになっている。学生生活が出て来る映画...
ヒンディー語映画界は家族産業の傾向が極度に強く、映画関係者の家系から映画関係者が輩出することが多い。映画関係者同士の結婚も多く、その傾向をさらに強めている。ただ、インドでは近親相姦を想起させるカップリングを敬遠する習慣...
2013年はディーピカー・パードゥコーンの当たり年だった。「Race 2」、「Yeh Jawaani Hai Deewani」、「Chennai Express」(邦題:チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー誕生...