200 Halla Ho

 インド憲法はカースト差別を禁じているが、社会の最下層に位置する不可触民に対する差別は根強く残っており、物語の中に不可触民の登場人物が出て来る映画も数多く作られている。その大半は、不可触民差別を赤裸々に映し出し、その問題...

Bell Bottom

 2021年8月には、似たテーマのヒンディー語映画が複数公開された。実話をベースにし、敵としてパーキスターンを名指しにし、そして愛国主義高揚を目的とした映画である。8月12日にスィッダーント・カプール主演「Shersha...

Bhuj: The Pride of India

 近年、ヒンディー語映画界で作られる戦争関連映画の着想源において、1971年の第三次印パ戦争が人気となっている。この戦争はインドの完勝に終わったため、戦勝の高揚感冷めやらない1970年代から80年代に掛けて、「Hindu...

Badnaam

 2021年8月13日からZee5で配信開始された「Badnaam(汚名)」は、犯罪者からスパイに転向した女性の物語である。ほとんど無名の監督・俳優たちによる映画だが、監督のクリシュナー・バットは、良質なB級映画を乱発す...

Shershaah

 近年のヒンディー語戦争映画においてもっとも題材になっている戦争は、1999年のカールギル紛争である。印パ間で領有を争うカシュミール地方には管理ライン(LoC)と呼ばれる暫定の国境線が引かれているが、そのLoC沿いの高所...

Hum

 ヒンディー語映画の題名はほぼ必ずアルファベットで表記されるが、その中に「Hum」を見ることは多い。これは「ハム」と読む。読み慣れていない日本人はついローマ字読みして「フム」と呼んでしまうかもしれないが、「ハム」が正しい...

アイテムガール

 インド映画の最大の特徴は、物語の中に歌と踊りのシーンが差し込まれることである。劇中に挿入されるダンスシーンではバックダンサーを伴うことが多いのだが、画面の中心でメインダンサーとなって踊りを踊るのは、やはり主演の男優と女...

Dial 100

 日本では警察の番号は110番だが、インドでは100番である。2021年8月6日からZee5で配信開始された「Dial 100」は、緊急通報管制室に勤務する警察官が主人公のスリラー映画だ。

Mimi

 インドでは代理母出産ビジネスが一大産業だった。2002年に合法化されて以来、特に子供のいない外国人夫婦が安価なインド人女性の子宮を求めてやって来ていた。2010年代には商業目的での代理母に段階的に制限が設けられ、現在で...

スターシステム

 ヒンディー語映画界には、世界でもっとも強力なスターシステムが構築されている。狭義では主演を張れる男優のことをスターと呼ぶが、女優の中にもスターと呼んで差し支えない実力の持ち主が存在する。彼らスターを中心に業界が回ってい...

14 Phere

 ヒンドゥー教の結婚式では様々な儀式が執り行われるが、婚姻を正式に成立させる儀式は結婚式の最後に行われる「サート・ペーレー」と呼ばれるものだ。新郎新婦が火の回りを7回まわり、7つの誓いを立てる。「サート・ペーレー」は「7...