Love in India

 「Love in India」は、ベンガル語映画監督Q(カウシク・ムカルジー)が、インドの性愛やセックスについて探究するドキュメンタリー映画である。Q監督のナレーションで進行し、彼自身もカメラの前に登場することがあるが...

Dashavtar

 様々な要因が重なり、現在ヒンディー語映画界では未曾有の新作不足に陥っている。その代わりハリウッド映画が大々的に上映されたり、普段は公開されないような低予算マイナー映画が公開されている。そんな中、昨年南インドで大ヒットし...

8×10 Tasveer

 2008年まで、出演映画をかなりの高確率でヒットさせ、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進して来たスター男優アクシャイ・クマール。彼の2009年はとりあえず「Chandni Chowk to China」(2009年)という失敗作...

Aa Dekhen Zara

 過去に何度も繰り返されて来たことではあるが、現在、映画プロデューサーの組合と大手マルチプレックス・チェーンのオーナーたちの間で、興行収入の取り分を巡って対立が起こっている。その結果、プロデューサーたちが抗議のボイコット...

Videsh (Canada)

 インドの恥部を映像化し、問題提起し続けるカナダ在住インド人女性映画監督ディーパー・メヘター。彼女の最新作「Videsh」が2009年3月27日から公開中である。この映画の原作となっているのは、インド演劇界の重鎮ギリーシ...

Barah Anna

 2009年3月20日には主に4本の新作ヒンディー語映画が公開された。「Firaaq」(2008年)、「Aloo Chaat」(2009年)、「Straight」(2009年)、そして「Barah Aana」である。これ...

Straight

 2003年に、32歳童貞男性の童貞喪失ストーリーを描いたコメディー映画「Mumbai Matinee」が公開された。当時流行のヒングリッシュ映画であったが、ラーフル・ボースの好演もあり、なかなか面白い映画だったのを覚え...

Aloo Chaat

 結婚はインド映画が伝統的にテーマとして来た題材である。21世紀に入り、マルチプレックス時代に入った今も、結婚はインド映画の主要テーマであり続けている。2009年3月20日公開の都市中産階級向け映画「Aloo Chaat...

Firaaq

 以前、3月以降しばらく話題作が公開されないと書いた。3月~5月はインド人学生にとって、日本で言うセンター試験、学年末試験、入学試験などが行われる試験期間に当たり、それが興行的にマイナス要因となるため、映画産業的には空白...

Gulaal

 ヒンディー語映画界の中で異彩を放つ映画監督・脚本家のアヌラーグ・カシヤプ。2月に「Dev. D」(2009年)をヒットさせたと思ったら、その1ヶ月後の2009年3月13日にもう次回作が公開された。「Gulaal」である...

13-B

 ヒンディー語映画がホラー映画というジャンルに真剣に取り組み始めたのは、「Raaz」(2002年)以降である。その間、様々なスタイルのホラー映画が作られて来た。中には全くの失敗作もあったのだが、次第にヒンディー語映画界の...

Dhoondte Reh Jaaoge

 数日前から新聞に奇妙な広告が出始めた。ヒンディー語映画の過去のヒット作のポスターのパロディーのような広告なのである。2009年3月6日公開の新作映画「Dhoondte Reh Jaoge」の広告であった。しかも、有名人...