Love Aaj Kal (2020)
ヒンディー語映画界にロマンス映画の名手は多いが、その筆頭といえば、ここ10年以上はイムティヤーズ・アリー監督ということになる。「Jab We Met」(2007年)以来、彼はヒンディー語映画界においてロマンス映画の定義...
ヒンディー語映画界にロマンス映画の名手は多いが、その筆頭といえば、ここ10年以上はイムティヤーズ・アリー監督ということになる。「Jab We Met」(2007年)以来、彼はヒンディー語映画界においてロマンス映画の定義...
現在のところインド唯一の女性首相であるインディラー・ガーンディーは、初代首相ジャワーハルラール・ネルーの娘で、当初は「軽い神輿」として国民会議派の政治家たちから担がれたところがあったが、すぐに権力を掌握し、強権的な政治...
インド北部のカシュミール地方は、天国にも例えられる風光明媚な土地として知られると同時に、印パが領有を争い、過去に何度も戦争の原因となったため、「南アジアの火薬庫」と言う物騒な異名も併せ持つ。カシュミール地方は、印パが分...
ヴィクラム・バット監督はヒンディー語映画界におけるB級映画の雄であり、庶民が好きそうな下世話な映画を好んで作っている。しょうもない映画も多いのだが、たまに当たりがあり、大ヒットに化けることもあるので見逃せない。
2020年2月7日公開の「Kaanchli: Life in a Slough」は、ラージャスターニー語文学作家ヴィジャイダーン・データー(1926-2013年)が書いた短編小説「Kenchuli(蛇の抜け殻)」を原作...
2020年2月7日公開のテルグ語映画「Jaanu」は、大ヒットしたタミル語映画「’96」(2018年)のテルグ語リメイクである。「’96」でデビューしたCプレーム・クマール監督が別キャストながら...
ヒンディー語映画界において、音楽重視の映画作りをしている映画人の筆頭と言えば、Tシリーズのブーシャン・クマールである。Tシリーズは元々、音楽レーベルであり、後に映画制作にも乗り出した。ただ、彼自身はプロデューサー業に専...
結婚を忌避し独身貴族を謳歌する主人公が美女と出会い恋に落ち、人生で初めて結婚を考えるようになる。そんな筋書きのロマンス映画は掃いて捨てるほどヒンディー語で作られてきた。だが、2020年1月31日公開の「Jawaani ...
各分野で女性の社会進出が進む中で、チベット仏教界でも女性僧侶の如何が議題に上るようになった。東アジアの大乗仏教では女性の僧侶は認められることが多いのだが、チベット仏教では「ビクシュニー(比丘尼)」と呼ばれる正式な尼僧は...
2010年代のヒンディー語映画は「女性」が大きなキーワードだった。その中のひとつとして、「主婦」または「母親」を題材にした映画の増加が目立つ。「English Vinglish」(2012年/邦題:マダム・イン・ニュー...
インド映画というと「歌って踊って」というイメージが強いが、本当に歌って踊ってばかりの映画というのは実は珍しい。必ずストーリーがあって、そこに歌と踊りが混ぜ込まれる。だが、振付師出身レモ・デスーザ監督の「ABCD」シリー...