Door Ke Darshan
「ドゥールダルシャン」といえばインドの国営TV放送局およびその番組の名前で、1991年に自由化されるまでは、インドにはTV局といえばこの一局しか存在しなかった。1980年代のノスタルジーを喚起する事物のひとつとしてドゥ...
「ドゥールダルシャン」といえばインドの国営TV放送局およびその番組の名前で、1991年に自由化されるまでは、インドにはTV局といえばこの一局しか存在しなかった。1980年代のノスタルジーを喚起する事物のひとつとしてドゥ...
ダンスはインド映画の心であり、ダンスを主題にしたインド映画は多い。「Dance Like A Man」(2004年)、「Naach」(2014年)、「Aaja Nachle」(2007年)、「Lafangey Pari...
ヒンディー語ホラー映画黎明期に作られたホラー映画のひとつに、ラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督の「Bhoot」(2003年)がある。「幽霊」という直球の題名が付いたこの映画は大ヒットとなり、その後のホラー映画人気を決定...
インドでは英領時代から同性愛は刑法377条で禁止とされており、違反者に対する最高刑は無期懲役となっていた。実際に377条違反で刑罰を受けた者はいないとされているが、インドの同性愛者は潜在的な犯罪者として肩身の狭い思いを...
ヒンディー語映画界にロマンス映画の名手は多いが、その筆頭といえば、ここ10年以上はイムティヤーズ・アリー監督ということになる。「Jab We Met」(2007年)以来、彼はヒンディー語映画界においてロマンス映画の定義...
現在のところインド唯一の女性首相であるインディラー・ガーンディーは、初代首相ジャワーハルラール・ネルーの娘で、当初は「軽い神輿」として国民会議派の政治家たちから担がれたところがあったが、すぐに権力を掌握し、強権的な政治...
インド北部のカシュミール地方は、天国にも例えられる風光明媚な土地として知られると同時に、印パが領有を争い、過去に何度も戦争の原因となったため、「南アジアの火薬庫」と言う物騒な異名も併せ持つ。カシュミール地方は、印パが分...
ヴィクラム・バット監督はヒンディー語映画界におけるB級映画の雄であり、庶民が好きそうな下世話な映画を好んで作っている。しょうもない映画も多いのだが、たまに当たりがあり、大ヒットに化けることもあるので見逃せない。
2020年2月7日公開の「Kaanchli: Life in a Slough」は、ラージャスターニー語文学作家ヴィジャイダーン・データー(1926-2013年)が書いた短編小説「Kenchuli(蛇の抜け殻)」を原作...
2020年2月7日公開のテルグ語映画「Jaanu」は、大ヒットしたタミル語映画「’96」(2018年)のテルグ語リメイクである。「’96」でデビューしたCプレーム・クマール監督が別キャストながら...
ヒンディー語映画界において、音楽重視の映画作りをしている映画人の筆頭と言えば、Tシリーズのブーシャン・クマールである。Tシリーズは元々、音楽レーベルであり、後に映画制作にも乗り出した。ただ、彼自身はプロデューサー業に専...
結婚を忌避し独身貴族を謳歌する主人公が美女と出会い恋に落ち、人生で初めて結婚を考えるようになる。そんな筋書きのロマンス映画は掃いて捨てるほどヒンディー語で作られてきた。だが、2020年1月31日公開の「Jawaani ...