Ek Thi Daayan…
インド製ホラー映画でよく出て来るお化けの類に「ダーヤン」「ダーイン」または「チュライル」がいる。日本語にすれば「魔女」だ。一般的なインドの魔女の外見的特徴は、髪が長く、後ろでひとつにまとめて縛っており、手足が長く、反対...
インド製ホラー映画でよく出て来るお化けの類に「ダーヤン」「ダーイン」または「チュライル」がいる。日本語にすれば「魔女」だ。一般的なインドの魔女の外見的特徴は、髪が長く、後ろでひとつにまとめて縛っており、手足が長く、反対...
アジアンドキュメンタリーズで配信されている「Ma Na Sapna – A Mother’s Dream」は、インドの代理母産業を取り上げたドキュメンタリー映画である。監督はオーストリア人バレリ...
ヒンディー語映画界は21世紀に入ると都市在住マルチプレックス層の観客をメインターゲットと定めるようになり、地方在住単館層の観客が好むアクション映画を敬遠するようになった。しばらくまともなアクション映画が作られない時代が...
インド映画専門の映画祭インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)が2012年から始まっており、その第1回から主に字幕翻訳者として関わらせていただいている。昨年は3本の映画の字幕を担当したのだが、今年は...
2013年4月5日公開の「Chashme Baddoor」は、30年前の映画「Chashme Buddoor」のリメイクである。原作は女性監督サイー・パラーンジペーが撮っており、ファールーク・シェークやディープティー・...
東京に滞在している間、ちょうどテルグ語映画「Baadshah」(2013年)が「バードシャー テルグの皇帝」の邦題と共に封切られた。今年の夏に劇場一般公開のテルグ語映画2本の内の1本で、もう1本の「あなたがいてこそ」(...
ヒンディー語映画の暗黒時代は1980年代とされている。テレビやビデオの普及により中上流層が映画館に足を運ばなくなり、映画はテレビやビデオを買うことができない貧困層をターゲットにしなければ売れなくなってしまった。その上、...
2013年3月22日公開の「Aatma(魂)」は、6歳の女の子が、死んだ父親を恋しがるあまり、その父親の魂を呼び寄せてしまうというホラー映画である。「Raaz」(2002年)でヒンディー語映画界にホラー映画というジャン...
2013年3月21日公開の「Rangrezz(染色屋)」は、駆け落ち結婚を巡る友情と裏切りの物語だ。通常、インド映画は恋愛を礼賛し、駆け落ち結婚にも前向きであるが、この「Rangrezz」はそんな安易な風潮に一石を投じ...
インドの自動車市場は日本の自動車メーカー、スズキの独壇場である。スズキは日本では軽自動車メーカーとして知られ、トヨタやホンダなどと比べると小さな企業というイメージが強いが、インドでは押しも押されぬナンバー1だ。スズキの...
2013年3月15日に公開されたヒンディー語映画「Jolly LLB」のタイトルを見ると、すぐに「Munna Bhai M.B.B.S.」(2013年)を思い出す。現在、ヒンディー語映画界で最高の監督の一人であるラージ...
2013年3月8日公開の「Saare Jahan Se Mehnga…(どこよりも高い)」は、インドの庶民を苦しめる物価高を風刺したコメディー映画だ。2009年以降、インドではインフレ率が10%を超える年が...