Lucknow Central

 2017年9月15日公開のヒンディー語映画「Lucknow Central」は、いわゆる脱獄モノの映画に分類されるだろう。だが、音楽映画としての風味もミックスされており、ユニークな映画となっている。ただし、直前に公開さ...

B.A. Pass 2

 かつて「B.A. Pass」(2012年)というエロティックなスリラー映画があった。一般的な娯楽映画の作りではなく、ダークなリアリスティック映画で、「ネオノワール」とも呼ばれている。題名の上ではその続編となる「B.A....

Village Rockstars (Assamese)

 「Village Rockstars」は、新進気鋭の女性映画監督として知られるリーマー・ダース監督がアッサム州にある故郷の村にて家族や親戚をキャスティングし、キヤノンの一眼レフEOS 5Dと一本のレンズのみを使って、ほ...

Daddy

 ヒンディー語映画の大きな着想源のひとつにムンバイーのアンダーワールドがある。ムンバイーがまだボンベイと呼ばれていた頃から、この商都のアンダーワールドには数々のギャングが跋扈し、栄枯盛衰を繰り返して来た。ギャングたちは映...

Pahuna (Nepali)

 ネパーリー語というとどうしてもネパールが思い浮かぶが、インドにもネパール人は住んでおり、ネパール語を話す人々が住んでいる。「Pahuna」はネパーリー語映画だが、インドで作られており、女優プリヤンカー・チョープラーがプ...

The Hungry

 シェークスピア劇を翻案したヒンディー語映画はいくつかあり、特にヴィシャール・バールドワージ監督のシェークスピア三部作――「Maqbool」(2004年)、「Omkara」(2006年)、「Haider」(2014年)―...

Baadshaho

 「エマージェンシー(非常事態宣言)」は、インドで特別な響きを持つ言葉だ。選挙で敗北したインディラー・ガーンディー首相が、権力の座に居座るために憲法の非常事態宣言条文を濫用する形で1975年に発令し、1977年まで続いた...

Shubh Mangal Saavdhan

 男優アーユシュマーン・クラーナーの出世作に、「Vicky Donor」(2012年)という映画があった。主人公の男性ヴィッキーがバイトのために精子ドナーになるコメディー映画である。ヒンディー語映画界では、スクリーンの内...

Albert Pinto Ko Gussa Kyun Aata Hai?

 「Albert Pinto Ko Gussa Kyoon Aata Hai?(アルバート・ピントーはなぜ怒っているのか?)」(1980年)は、パラレルシネマの旗手サイード・アクタル・ミルザー監督の作品である。妄想癖のあ...

Sniff!!!

 アモール・グプテー監督は子供を使った映画を作るのが得意な映画監督だ。お弁当を題材にした「Stanley Ka Dabba」(2011年/邦題:スタンリーのお弁当箱)は日本でも公開されたし、「Hawaa Hawaai」(...

Babumoshai Bandookbaaz

 ヒンディー語映画にはしばしば「コントラクトキラー」もしくは「スパーリー」と呼ばれる職業の人物が登場する。日本語で言う「殺し屋」のことである。報酬を受け取って殺人を請け負う人々をいうが、どうもインドには実在するようである...

Muskurahatein

 2017年8月25日公開の「Muskurahatein(微笑み)」は、サンジャイ・ミシュラーやラーケーシュ・ベーディーといった玄人好みの俳優たちが出演する謎の映画である。ビハール州の田舎で診療医をする医者が、村人たちの...