Mother India: Life Through the Eyes of the Orphan (USA)
「Mother India」といえば、メヘブーブ・カーン監督、ナルギス主演、1957年に公開された不朽の名作の題名だ。しかし、今回レビューする「Mother India: Life Through the Eyes o...
「Mother India」といえば、メヘブーブ・カーン監督、ナルギス主演、1957年に公開された不朽の名作の題名だ。しかし、今回レビューする「Mother India: Life Through the Eyes o...
2012年6月29日公開のマラヤーラム語映画「Ustad Hotel」は、ビリヤーニー(インド風炊き込みご飯)を名物とする老舗食堂「ウスタード・ホテル」を巡る祖父と孫の物語である。国家映画賞を受賞するなど、非常に高い評...
ムンバイーが「マキシマムシティー」の異名を持つようになったのは、スケートゥ・メヘター著のノンフィクション「Maximum City: Bombay Lost and Found」(2004年)からであっただろうか。ラー...
2012年6月29日公開の「Daal Mein Kuch Kaala Hai!」は、低予算で作られた全く笑えないコメディー映画だ。キャストには名のある俳優がいるのだが、脚本からCGまであらゆるものが稚拙であり、失敗作と...
今年、カンヌ映画祭と平行して開催される監督週間(Directors’ Fortnight)において、インドの娯楽映画として初めて公式上映作品となり話題になった作品がアヌラーグ・カシヤプ監督渾身のギャング映画...
現在ヒンディー語映画界でロマンス映画を作らせたら右の出る者がいない監督はイムティヤーズ・アリーを置いて他にいない。「Jab We Met」(2007年)や「Rockstar」(2011年)など、彼はこれまで一貫してロマ...
2012年6月15日の週は「Ferrari Ki Sawaari」が意外なヒットとなっているのだが、その裏で非常に気になる映画が公開されていた。最高級映画館PVRディレクターズカットで1日1回のみ上映の「Kshay」と...
かつてスポーツ映画はタブーとされて来たヒンディー語映画界であるが、「Lagaan」(2001年/邦題:ラガーン クリケット風雲録)の大ヒットにより、「スポーツ映画」というジャンルを確立できるぐらいスポーツを題材とした映...
現在ヒンディー語映画界においてアヌラーグ・カシヤプ監督に並んで果敢に実験的かつ先進的な映画を作り続けているのがディバーカル・バナルジー監督だ。「Khosla Ka Ghosla!」(2006年)、「Oye Lucky!...
ヒンディー語映画界では近年南インドで大ヒットしたアクション映画のリメイクが流行しており、その内のいくつかは成功している。そのトレンドを生み出すきっかけになった作品の内のひとつがサルマーン・カーン主演の「Wanted」(...
ヒンディー語アニメ映画の金字塔といえば「Hanuman」(2005年)である。「ラーマーヤナ」に登場する猿の将軍ハヌマーンを主人公にした、インド初の商業アニメーション映画で、技術的にはまだまだ未熟な点が散見されたものの...
かつてコンスタントにヒット作を連発し、ヒンディー語映画界の中で一目置かれる存在だったラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督であるが、伝説的名作「Sholay」(1975年)のリメイク「Ram Gopal Varma Ki ...