Karwaan
多様な自然と文化を誇るインドは旅をしてこその国であり、ブッダの時代から多くの旅人たちに旅され、愛されて来た。インド映画界も自国のそんな魅力を存分に活用して来ており、風光明媚な光景で撮影を行ったり、旅情あふれる作品を生み...
多様な自然と文化を誇るインドは旅をしてこその国であり、ブッダの時代から多くの旅人たちに旅され、愛されて来た。インド映画界も自国のそんな魅力を存分に活用して来ており、風光明媚な光景で撮影を行ったり、旅情あふれる作品を生み...
多くの人が認める通り、インド映画の最大の特徴は歌と踊りである。そうであるが故に、歌や踊りがいかにストーリーと調和し、ストーリーを盛り立てているかは、重要な評価ポイントとなる。優れた歌や踊りでクライマックスを迎える映画は...
近年、ヒンディー語映画にダンスシーンが少なくなったことで、コレオグラファーやバックダンサーなど、ダンス回りの仕事をしていた人々が職にあぶれているという話も聞く。その反動で、成功しているコレオグラファーが中心になって、バ...
ヒンディー語映画界において、渋い映画を作ることで一目置かれている監督ティグマーンシュ・ドゥーリヤー。代表作は「Paan Singh Tomar」(2012年)だが、「Saheb Biwi aur Gangster」シリ...
30分ほどの短編映画「Chalo Jeete Hain(さあ、生きよう)」は、インド人民党(BJP)のカリスマ政治家で2014年から首相を務めるナレーンドラ・モーディーの子供時代を切り取って映画化したものだ。2018年...
インド映画界に大女優は多いが、シュリーデーヴィーはタミル語、テルグ語、ヒンディー語など、各言語の映画界で多くの作品に出演したこともあり、インド全土のファンから愛された女優の一人だ。21世紀にはしばらく銀幕から遠ざかって...
21世紀に入り、ヒンディー語映画界でスポーツ映画がジャンルとして確立されていく中、その派生として、実在するスポーツ選手の伝記映画も盛んに作られるようになった。「Paan Singh Tomar」(2012年)、「Bha...
日本で劇場一般公開されたインド映画の中で、品質と興行成績の2点においてもっともバランスよく高評価を得たのは、「3 Idiots」(2009年/邦題:きっと、うまくいく)であろう。この作品はインド映画の最高峰のひとつであ...
インド最北部ラダックの中でももっとも僻地にあるザンスカール地方。そこにある村にピアノを運ぼうとする英国人老人の冒険を追ったのが「Piano to Zanskar」である。2018年6月23日にエジンバラ国際映画祭でプレ...
2018年6月16日公開のパーキスターン映画「7 Din Mohabbat In(7日以内に恋に落とす)」は、ファンタジー要素の強いコミカルなロマンス映画である。デリー出身のジン(精霊)から、7日以内に顔にホクロのある...
21世紀に入り、ヒンディー語映画界に続編を作る習慣が根付いて以来、いくつものシリーズ物映画が作られて来た。その中でも「Race」シリーズは、観客を驚かせるいくつものどんでん返しが用意されたアクション映画が特徴である。今...
ヒンディー語映画界には大別して大衆向け映画とインテリ層向け映画という2つの潮流があり、これらの境界が曖昧になって来たのが21世紀のヒンディー語映画の大きな流れだった。「Kuch Kuch Hota Hai」(1998年...