Durgamati
ヒンディー語映画界にホラーがジャンルとして確立して、もうすぐ20年が経とうとしている。だが、インドのホラー映画は、映像と音で観客を驚かし怖がらせることに主眼が置かれており、日本のホラー映画のような「侘び寂び」が感じられ...
ヒンディー語映画界にホラーがジャンルとして確立して、もうすぐ20年が経とうとしている。だが、インドのホラー映画は、映像と音で観客を驚かし怖がらせることに主眼が置かれており、日本のホラー映画のような「侘び寂び」が感じられ...
クリケットはインドで一番人気のスポーツであり、スポーツ映画の題材としてもNo.1だ。「Lagaan」(2001年)をはじめとして、「Iqbal」(2005年)、「Dil Bole Hadippa!」(2009年)、「F...
2020年12月4日からZee5で配信開始された「Darbaan(門番)」は、ラビンドラナート・タゴールの短編小説「Khokababur Pratyabartan(若旦那の帰還)」(1918年)原作のドラマ映画である。
「It’s My Life」は、コロナ禍中の2020年11月29日にインドの映画専門TVチャンネル「Zee Cinema」で放映されたヒンディー語映画である。映画の製作が始まったのは2007年で、それから1...
ティスカ・チョープラーは、メインストリームのヒンディー語映画の中ではほとんど存在感がなく、「Taare Zameen Par」(2007年)や「Qissa」(2015年)などいくつかの作品での演技で記憶されていた女優だ...
時代劇映画というと、中世や近世を時代背景とした映画を思い浮かべるが、とうとう1990年代も時代劇の対象となってしまった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う映画館閉鎖明けの2020年11月15日に劇場一般公開(定員50%)...
日本でも「きっと、うまくいく」の邦題と共に一般公開され大ヒットとなったヒンディー語映画「3 Idiots」(2009年)の成功以来、学校や教育を主題とした映画がこぞって作られるようになり、インドの教育現場を垣間見る機会...
多人数の登場人物が複雑に絡み合いながら、ブラックコメディー風味で進んで行く犯罪映画は、ヒンディー語映画の得意技と言え、過去にそのような作品がいくつも作られている。その先駆けとなったと思われる作品がパンカジ・アードヴァー...
かつてインドの航空産業旅客分野は国営のエア・インディアとインディアン・エアラインス(インディアン航空)がそれぞれ国際線と国内線を受け持つシンプルな構造だった。それは日本の日本航空(JAL)と全日空(ANA)の関係に似て...
インドには伝統的に両性具有者のコミュニティーがある。「ヒジュラー」「キンナル」「チャッカー」などと呼ばれている。ただ、真の両性具有者は少数で、実際はトランスジェンダーのコミュニティーとなっている。彼ら/彼女らのインド社...
結婚時に多額の持参金を花嫁側から花婿側に支払わなくてはならない習慣のあるインドでは、男児が生まれるほど経済的に潤い、女児が生まれるほど経済的に困窮するため、女児堕胎や間引きが横行して来た。この問題を最もセンセーショナル...