Dasvidaniya
日本にはいわゆる単館系映画というものがあり、映画ファンを自称する人々の多くは、大手劇場で公開されるメジャーな映画よりも、限られた小さな映画館のみで公開される映画を好む傾向にある。単館系映画の多くは、映画祭向けに作られた...
日本にはいわゆる単館系映画というものがあり、映画ファンを自称する人々の多くは、大手劇場で公開されるメジャーな映画よりも、限られた小さな映画館のみで公開される映画を好む傾向にある。単館系映画の多くは、映画祭向けに作られた...
11月中旬は日本に一時帰国していたが、その間にいくつか重要なヒンディー語映画が公開された。なるべく見逃さないようにひとつずつ観て行く予定である。帰国後すぐに観ることにしたのは2008年11月14日公開の「Dostana...
インドに住み、携帯電話を持つと、途端にいろんなところからセールスの電話がかかって来る。その多くは銀行からのローンのオファーである。裏を返せば、セールス人員を雇い、携帯電話保有者に片っ端から電話を掛けても利益が出るだけ、...
2008年11月7日公開の「Ek Vivaah… Aisa Bhi(このような結婚も)」は、「Hum Aapke Hain Koun..!」(1994年)や「Prem Ratan Dhan Payo」(20...
長らくインドに住み、インド映画を見続けて来ているので、感性がかなりインド人に近付いたと我ながら思う。大体僕が面白いと思う映画はインド人にも受けるし、インド人に受けた映画は僕にも面白く感じられるのが常である。だが、まだ完...
スターシステム根強いヒンディー語映画界にも、名前だけで「これは見なければ」と思わせてくれる監督が数人いる。マドゥル・バンダールカル監督はその一人だ。バンダールカル監督は、今までインド映画が決して描かなかったインド社会の...
2007年からハリウッドのプロダクションがインド映画に出資する新たな潮流が生まれている。ソニー・ピクチャーズの「Saawariya」(2007年)、ワーナー・ブラザーズの「Saas Bahu aur Sensex」(2...
光と富の祭典ディーワーリーは、1年でもっとも吉祥な日とされ、ヒンディー語映画界では、この日の周辺に超大作を公開するのが慣習となっている。昨年のディーワーリー期には「Om Shanti Om」(2007年)が公開され、大...
2001年の911事件の後、世界は出口の見えない対テロ戦争の時代に突入した。その世相は映画界にも如実に反映されており、テロをテーマにした映画が数多く作られるようになった。ヒンディー語映画界も例外でないばかりか、テロ映画...
毎年特別な事情がない限りヒンディー語映画のヒット作は一本も見逃さずに映画館で観ているが、去年一本だけ見逃してしまった重要作があった。それは、ヒメーシュ・レーシャミヤー主演の「Aap Kaa Surroor」(2007年...
コールセンターのオペレーターは、英語を不自由なく話せるレベルの教育があるインド人に人気の職業である。インドでは、人件費の安さに加え、米国から見てちょうど地球の反対側に位置しているという地理上の偶然と、英語話者人口が比較...