Powerless
アジアンドキュメンタリーズで配信されている「Powerless」は、慢性的な電力不足に悩まされるウッタル・プラデーシュ州カーンプルを舞台に、電力公社の敏腕女性官僚と盗電の常習犯である市民たちとの戦いを描いたドキュメンタ...
アジアンドキュメンタリーズで配信されている「Powerless」は、慢性的な電力不足に悩まされるウッタル・プラデーシュ州カーンプルを舞台に、電力公社の敏腕女性官僚と盗電の常習犯である市民たちとの戦いを描いたドキュメンタ...
2010年の大ヒット映画「Dabangg」の日本劇場一般公開が決定したようである。この映画は「100カロール・クラブ」入りの大ヒットを記録しただけでなく、アヌラーグ・カシヤプ監督の弟アヴィナヴ・スィン・カシヤプの監督デ...
21世紀に入り、ヒンディー語映画界は新たな段階に入った。それを牽引するのは、若い映画監督やかつて芸術映画を撮っていた人々である。その一方で、90年代の娯楽映画を担っていた監督にとっては生きにくい時代になって来ているよう...
「The Lunchbox」は、インドでは2013年9月20日に公開された映画である。基本的に台詞はヒンディー語で、英語やマラーティー語の台詞もあるが、ヒンディー語映画としてしまってもいいだろう。日本公開時の邦題は「め...
ヒンディー語のコメディー映画と一口に言ってもいろいろある。ローヒト・シェッティー監督が得意とするアクション・コメディーもあれば、「Peepli Live」(2010年)のような、風刺の効いたブラックコメディーもある。そ...
2013年9月13日公開のヒンディー語映画「John Day」は、「カサブランカ」と呼ばれる地所を巡るクライムサスペンス映画だ。スペイン映画「Box 507」(2002年)の非公式リメイクとされている。
1970-80年代のヒット映画のリメイクがヒンディー語映画界でトレンドになったのは、「Don」(2006年/邦題:DON 過去を消された男)のヒットがきっかけだった。この映画は1978年の同名映画のリメイクだったが、原...
21世紀のヒンディー語映画に大きな変化が見られた要因はいくつかあるのだが、その内のひとつは、北インド、特にデリー出身の映画監督が増えたことだと考えている。「デリー出身」と言うのは、文字通りデリーで生まれた者に加えて、デ...
2013年9月6日にヴェネチア国際映画祭でプレミア上映された「Siddharth」は、インド系カナダ人映画監督リチー・メヘターがデリー在住のチェーンワーラー(ジッパーを直す人)を主人公にして撮ったリアリスティックな映画...
クンブメーラー祭は、世界最大の祭りのひとつとされるヒンドゥー教の大祭である。北インドの大河沿いに点在する4つの聖地にて12年に一度、2ヶ月ほどの期間、執り行われ、何千人もの巡礼者が訪れる。この祭りは、「乳海撹拌」という...
東京外国語大学のインド人客員教授ラーム・P・ドゥイヴェーディー氏が2014年1月25日に、2013年8月30日に公開されたヒンディー語映画「Satyagraha」について講演をするとの告知を受け取った。ちょうど翌日の2...
インド映画界でもっとも前衛的な映画作りをしているのは、ベンガル語映画界のカウシク・ムカルジー、通称Qだ。彼の「Gandu」(2010年)を観て以来、斬新な作風に魅了されてしまった。だが、彼の作品は性的描写や暴力表現が過...