Jai Mummy Di
「Pyaar Ka Punchnama」(2011年)などで知られるラヴ・ランジャン監督は、ロマンス映画を新たな角度から定義し直している。その方面において2000年代にはイムティヤーズ・アリー監督の活躍が目立ったのだが...
「Pyaar Ka Punchnama」(2011年)などで知られるラヴ・ランジャン監督は、ロマンス映画を新たな角度から定義し直している。その方面において2000年代にはイムティヤーズ・アリー監督の活躍が目立ったのだが...
2020年1月12日公開のテルグ語映画「Ala Vaikunthapurramuloo(ヴァイクンタプラムにて)」は、生まれたばかりの赤ちゃんのすり替えから起こる物語を描いたマサーラー映画である。
インドの女性問題というとどうしてもレイプが真っ先に注目されるが、それ以外にも多くの問題が存在する。その中でもインドや南アジアに特有の問題がアシッド・アタックである。アシッド・アタックとは、他人の顔や身体に酸を掛ける行為...
2015年から17年に掛けて、テルグ語映画「Baahubali」シリーズがインド全土を席巻したことにより、ヒンディー語映画界でも「Baahubali」スケールの叙事詩的映画が製作されるようになった。「Padmaavat...
日本における第1次インド映画ブームの立役者となったタミル語映画界のスーパースター、ラジニーカーントは、70歳になった今でも第一線で主演を張り続けている。ただ、2020年末には健康不安が報じられ、ファンから熱望されていた...
ビハール州などでは、花婿を誘拐して無理矢理結婚させてしまう「パカルワー・シャーディー」などと呼ばれる略奪結婚の一種が横行しており、これまでヒンディー語映画でも度々取り上げられてきた。2020年1月3日公開の「Sab K...
インド娯楽映画はよく「マサーラー映画」と呼ばれる。これは、その特徴をインド料理で使われるミックススパイス「ガラムマサーラー」になぞらえている。すなわち、笑いあり、涙あり、アクションあり、ロマンスあり、あらゆる娯楽要素が...
昨今のヒンディー語映画は生殖に関するテーマも果敢に題材とするようになっており、過去に精子ドナーを題材にした「Vicky Donor」(2012年)、勃起不全を題材にした「Shubh Mangal Saavdhan」(2...
ヒンディー語映画の人気シリーズに、サルマーン・カーン主演の「Dabangg」シリーズがある。大胆不敵で腕っ節が強く、ズルやお茶目もする警察官チュルブル・パーンデーイが主人公で、痛快なアクションとチュルブルのもったいぶっ...
2019年12月13日公開の「The Body」は、スペインの同名映画(2012年)のリメイクである。日本では劇場公開されていないが、BDは販売されており、その際の邦題は「ロスト・ボディ」であった。死体安置所から遺体が...
21世紀のヒンディー語映画の大きな変化は、スクリーンの内外で女性のプレゼンスが急速に上がって行ったことである。女性が主人公および女優が中心の映画が作られ始め、興行的にも成功する作品が出始めた。女性監督の数が増えただけで...
ヒンディー語映画界では、過去にリリースされた映画と同じ名前の映画を作ることにあまり抵抗がないようである。「Hera Pheri」(1976年/2000年)、「Golmaal」(1979年/2006年)、「Dilwale...