Sankat City
近年のマルチプレックス(複合スクリーン型映画館)の流行は、映画そのものにも影響を与えており、マルチプレックスで好んで映画を観る層、つまり教養があり、英語を話し、欧米文化の影響を受け、経済力を持った都市上位中産階級を主な...
近年のマルチプレックス(複合スクリーン型映画館)の流行は、映画そのものにも影響を与えており、マルチプレックスで好んで映画を観る層、つまり教養があり、英語を話し、欧米文化の影響を受け、経済力を持った都市上位中産階級を主な...
「Slumdog Millionaire」(2008年)の世界的成功のおかげで一足飛びに名声を手にしたヒンディー語映画俳優アニル・カプールは、他の多くの俳優と同様にプロデューサー業にも手を広げている。アニル・カプール制...
近年、低迷期に入っているハリウッドがアジア市場に猛烈なアピールをしている。日本のアニメが原作のハリウッド映画がいくつか作られていることからも明らかである。インドでも、ハリウッド資本のヒンディー語映画が作られるようになっ...
2月公開の「Delhi-6」(2009年)以来、実に4ヶ月振りの大型新作映画リリース!ヒンディー語映画界最大のコングロマリット、ヤシュラージ・フィルムス制作の「New York」が本日(2009年6月26日)公開となっ...
先週から新作映画公開が再開されたヒンディー語映画界。2009年6月19日からは新作コメディー映画「Paying Guests」が公開された。「ペイングゲスト」とは、略してPGとも呼ばれ、インドで一般的な下宿のスタイルで...
「Kal Kissne Dekha」(2009年)のメジャーリリースがあった2009年6月12日だが、密かに変わり種の作品もいくつか公開されている。その中でもっとも異色を放っていたのが「Frozen」。ラダッキー語(部...
2ヶ月間抗争を続けて来たプロデューサーとマルチプレックスも和解し、プロデューサーによる新作ストライキも終了して、ようやく今週からメジャー作品のリリースが始まる。2009年6月12日、先陣を切るのは、プロデューサーのヴァ...
2009年4月から続いていたプロデューサー対マルチプレックスの対立も何とか合意に至ったようで、ストライキにより公開が延期されていた作品が来週から続々と公開される予定である。特に7月は話題作のラッシュとなりそうだ。そのた...
かつてこれほどの枯渇感を味わったことがあるだろうか・・・?酷暑期のことを言っているのではない。確かにデリーの今の季節、空気が極度に乾燥していて喉がやたらと渇き、水がアムリタ(霊薬)のごとく美味に感じられるが、この枯渇感...
「Love in India」は、ベンガル語映画監督Q(カウシク・ムカルジー)が、インドの性愛やセックスについて探究するドキュメンタリー映画である。Q監督のナレーションで進行し、彼自身もカメラの前に登場することがあるが...
様々な要因が重なり、現在ヒンディー語映画界では未曾有の新作不足に陥っている。その代わりハリウッド映画が大々的に上映されたり、普段は公開されないような低予算マイナー映画が公開されている。そんな中、昨年南インドで大ヒットし...
2008年まで、出演映画をかなりの高確率でヒットさせ、飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進して来たスター男優アクシャイ・クマール。彼の2009年はとりあえず「Chandni Chowk to China」(2009年)という失敗作...