Via Darjeeling

 昨年、「Bheja Fry」(2007年)という映画が公開された。低予算ながら緻密な脚本と俳優の演技力に支えられた見事なコメディーで、都市部を中心にスマッシュヒットを記録した。どうやら「Bheja Fry」のような低予...

Thoda Pyaar Thoda Magic

 ヒンディー語映画界最大の映画コングロマリットにして、最近絶不調のプロダクション、ヤシュラージ・フィルムス。今年は早速「Tashan」(2008年)を外してしまい、もう後がない状態である。そんな中、2008年6月27日に...

Summer 2007

 インド映画鑑賞は、自分の鑑識眼との闘いである。150ルピー以上のお金と、3時間という時間を賭け、駄作を避けて良作を掴むために映画館に向かう。新聞やネットで前評判を伺ったりレビューを読んだりできるが、インド人に受ける映画...

Mere Baap Pehle Aap

 モンスーンの足音迫る今日、本日(2008年6月13日)より公開の新作ヒンディー語映画「Mere Baap Pehle Aap」を観に出かけた。前々から今年の期待作の一本に数えられていた映画である。

Aamir

 昨日からネットがつながらない。ADSLでネットをしているが、電話もつながらないので、電話線がどこかで切れてしまったのだろう。今日中には直ると思ったが、折からの雨の影響か、それとも技術者の怠慢か、夕方まで待っても復旧しな...

Sarkar Raj

 2008年5月20日~6月10日まで日本に一時帰国していた。日本に帰るといつも留守中に封切られた映画が気になってしょうがないのだが、今回は新規に立ち上がったクリケットリーグであるインディアン・プレミア・リーグ(IPL)...

Woodstock Villa

 今日は2008年5月30日公開のヒンディー語映画「Woodstock Villa」を観に行った。タイムス・オブ・インディア紙のレビューで3.5/5.0の評価を得ている上に、独特の作風で定評のあるホワイト・フェザー・フィ...

Jannat

 インド映画は伝統的に必ずハッピーエンドで終わると言われているが、それは100%正解とは言えない。元々アンハッピーエンドの映画は作られて来たし、最近は特に、悲しさ、狂おしさ、どうしようもなさをエンディングに持って来た、胸...

Bhoothnath

 ヒンディー語映画界で本格的にホラー映画の製作が始まったのは「Raaz」(2002年)からであったが、しばらくは映像と音で無理矢理観客を驚かせるタイプの原始的なホラー映画が量産されていた。様々な娯楽要素を一本の映画に詰め...

Mr. White Mr. Black

 2008年5月2日公開の「Mr. White Mr. Black」は、プリヤダルシャン監督が得意とするような大人数ドタバタ劇系コメディー映画である。

Tashan

 2006年あたりからインド最大の映画コングロマリット、ヤシュラージ・フィルムスと、これまたインド最大のマルチプレックス・チェーン、PVRの仲が悪く、前者の作った映画が後者の映画館で上映されない事態が何度かあった。最近し...

Hope and A Little Sugar

 先日公開されたパーキスターン映画「Khuda Kay Liye」(2007年)は911事件後のイスラーム教をテーマにした映画だった。同映画に出演していたインド人俳優ナスィールッディーン・シャーは「Yun Hota To...