Quick Gun Murugun

 インドは現在、ピトリパクシュとかシュラーッドと呼ばれる特別な期間に入っている。基本的には祖先崇拝の期間であるが、この時期、新しいものを買ったり、新しいことを始めるのは不適とされており、あらゆる場面で経済活動が停滞する。...

Straight

 2003年に、32歳童貞男性の童貞喪失ストーリーを描いたコメディー映画「Mumbai Matinee」が公開された。当時流行のヒングリッシュ映画であったが、ラーフル・ボースの好演もあり、なかなか面白い映画だったのを覚え...

Rab Ne Bana Di Jodi

 インド映画界最大のコングロマリット、ヤシュラージ・フィルムス。一社で映画制作、配給、音楽CD/VCD/DVD販売など、映画に関わる事業は映画館経営を除き全て手掛けていると言っていい。出す映画出す映画全てヒットという時期...

Dasvidaniya

 日本にはいわゆる単館系映画というものがあり、映画ファンを自称する人々の多くは、大手劇場で公開されるメジャーな映画よりも、限られた小さな映画館のみで公開される映画を好む傾向にある。単館系映画の多くは、映画祭向けに作られた...

Via Darjeeling

 昨年、「Bheja Fry」(2007年)という映画が公開された。低予算ながら緻密な脚本と俳優の演技力に支えられた見事なコメディーで、都市部を中心にスマッシュヒットを記録した。どうやら「Bheja Fry」のような低予...

Mithya

 2008年もはや1ヶ月が過ぎ去った。1月最終週に公開されたコメディー映画「Sunday」(2008年)がそこそこ健闘しそうだが、今年のヒンディー語映画でヒットの評価が与えられている映画はまだない。その代わり、昨年末に公...

Khoya Khoya Chand

 本日(2007年12月7日)より2本の新作ヒンディー語映画が公開された。まずは「Khoya Khoya Chand」を観た。題名は「失われた月」という意味である。

Aaja Nachle

 「マードゥリー復活!」そんな大々的な宣伝と共に1、2ヶ月前から「Aaja Nachle」のプロモ映像が流れ始めた。マードゥリー・ディークシト。90年代のヒンディー語映画界に君臨した女王である。マードゥリー以降、マードゥ...

Johnny Gaddaar

 全くノーマークだったのだが、2007年9月27日、突然「Johnny Gaddaar」というなかなか面白そうなスリラー映画が公開された。監督のシュリーラーム・ラーガヴァンは「Ek Hasina Thi」(2004年)で...

Manorama Six Feet Under

 2007年9月21日公開の「Manorama Six Feet Under」は、ロマン・ポランスキー監督の米国映画「チャイナタウン」(1974年)の緩いリメイクである。

Bheja Fry

 本日(2007年4月13日)より公開の新作ヒングリッシュ映画「Bheja Fry」を鑑賞した。「Bheja Fry」とは直訳すると「脳みそのフライ」。転じて、イライラすることや、イライラさせる人のことを指すスラングにな...

Khosla Ka Ghosla!

 お祭りシーズンの影響か、最近やたらとたくさんの映画が公開される。だが、質と量の関係がしばしば反比例するように、名作と呼べる作品が少ないのが気になっていた。だが、今日、PVRアヌパム4で2006年9月22日から公開の新作...