420 IPC

 「420」という数字はインドでは「詐欺」または「詐欺師」を意味する。なぜならインド刑法(IPC)第420条が詐欺罪を規定しているからである。ヒンディー語映画の題名にも「420」が付くものがいくつかあるが、多くは「詐欺師...

Ramprasad Ki Tehrvi

 「冠婚葬祭」という言葉があるが、これは「元服」「結婚」「葬式」など、人生の通過儀礼を示す。ヒンドゥー教においても「16サンスカール」という言葉があり、人生には16の通過儀礼があるとされる。これらの中で、インド映画が好ん...

Axone

 インド北東部には「セブン・シスターズ」と呼ばれる7つの州がある。アッサム州、アルナーチャル・プラデーシュ州、ナガランド州、マニプル州、ミゾラム州、トリプラー州、メーガーラヤ州である。これらの州に住む「ノースイースタン」...

Chhappad Phaad Ke

 2019年10月18日からHotstarで配信開始されたヒンディー語映画「Chhappad Phaad Ke」は、正直な人柄で尊敬を集めていた男性がある日大金を手にしたことで起こる出来事をブラックコメディータッチで描い...

The Tashkent Files

 インド独立後最初の首相はジャワーハルラール・ネルーで、彼は1947年から1964年の死まで首相を務めた。彼の死後、2代目の首相に就任したのが、マハートマー・ガーンディーの忠実な弟子だったラール・バハードゥル・シャースト...

Luka Chuppi

 インドではまだまだ男女の間の垣根が高く、未婚の男女に対する制約も厳しい。結婚前の男女が同棲することは社会がなかなか許さない。それでも、ヒンディー語映画は同棲の問題を扱い続けている。最も早い例は「Salaam Namas...

Toba Tek Singh

 2018年8月24日公開の「Toba Tek Singh」は、英領インドに生まれ、印パ分離独立後にパーキスターンに移住したウルドゥー語作家サアーダト・ハサン・マントーの同名短編小説を映画化した作品である。マントーは印パ...

Gour Hari Dastaan

 英領インド時代にインド独立のために戦ったフリーダムファイターたちの伝記映画は数多く作られているが、2015年8月14日公開の「Gour Hari Dastaan(ゴウル・ハリ・ダースの物語)」は、インド独立後に「フリー...

Badlapur

 ヒンディー語に「バドラー(बदला)」という単語がある。大修館の「ヒンディー語=日本語辞典」によると、この単語には7つの意味がある:①変えること ②交換 ③賠償 ④返し ⑤報復 ⑥報い ⑦返礼。「~の見返りに」という意...

Midnight’s Children (Canada)

 ディーパー・メヘター監督と言えば「Fire」(1996年)、「Earth」(1998年)、「Water」(2005年)の3部作で有名な、カナダ在住のインド系女性映画監督である。インドのタブーに問答無用で切り込むような作...

Maximum

 ムンバイーが「マキシマムシティー」の異名を持つようになったのは、スケートゥ・メヘター著のノンフィクション「Maximum City: Bombay Lost and Found」(2004年)からであっただろうか。ラー...

Bheja Fry 2

 大予算型映画が期待通りの興行収入を得られない中、優れた脚本と演技に支えられた低予算映画が健闘し大きな利益を上げるという現象がここ数年続き、ニッチな客層をターゲットにした低予算型映画に、芸術的な観点からもビジネス的な観点...