Phas Gaye Re Obama

 ヒンディー語映画には、政治的な理由からか、あまりインドの大統領や首相は実名で登場しないのだが、なぜか米国の大統領は台詞の中でも登場人物としても実名でよく登場する。もちろん映画に米大統領が登場するときは、ニュース映像以外...

Rann

 「インドのクエンティン・タランティーノ」の異名を持つ映画監督・プロデューサー、ラーム・ゴーパール・ヴァルマーは、最近趣味に走りすぎていて、観客からも映画館からも敬遠されているようである。確かに彼の映画は当たり外れが大き...

Teree Sang

 数週間前から、映画館に行くたびに1枚のポスターが気になっていた。「彼は17歳、彼女は15歳」というテロップと共に、妊娠した少女が写っている「Teree Sang」という映画のポスターであった。容易に「15歳で妊娠」とい...

Siddharth: The Prisoner

 先週の「Delhi-6」(2009年)を一区切りとして、ヒンディー語映画界ではしばらく話題作の公開が途切れることになりそうだ。今週から3ヶ月ほどは中小規模の映画の公開が続く。3月は日本で言うセンター試験の時期であるし、...

Dasvidaniya

 日本にはいわゆる単館系映画というものがあり、映画ファンを自称する人々の多くは、大手劇場で公開されるメジャーな映画よりも、限られた小さな映画館のみで公開される映画を好む傾向にある。単館系映画の多くは、映画祭向けに作られた...

Jaane Tu… Ya Jaane Na

 ヒンディー語映画界の2007年は下半期にヒット作が集中する偏った年となった。どうやら2008年もそのパターンを踏襲しそうだ。2008年上半期は、「Jodhaa Akbar」、「Race」、「Jannat」、「Sarka...

Via Darjeeling

 昨年、「Bheja Fry」(2007年)という映画が公開された。低予算ながら緻密な脚本と俳優の演技力に支えられた見事なコメディーで、都市部を中心にスマッシュヒットを記録した。どうやら「Bheja Fry」のような低予...

Krazzy 4

 ヒンディー語映画界の2007年はコメディー映画豊作の年だったが、今年はまだスーパーヒットと言えるコメディー映画が出ていない。本日(2008年4月11日)より公開の「Krazzy 4」は、狂人4人が主人公ということもあり...

Mithya

 2008年もはや1ヶ月が過ぎ去った。1月最終週に公開されたコメディー映画「Sunday」(2008年)がそこそこ健闘しそうだが、今年のヒンディー語映画でヒットの評価が与えられている映画はまだない。その代わり、昨年末に公...

Khoya Khoya Chand

 本日(2007年12月7日)より2本の新作ヒンディー語映画が公開された。まずは「Khoya Khoya Chand」を観た。題名は「失われた月」という意味である。

Apna Asmaan

 最近、ラーム・ゴーパール・ヴァルマーの映画の調子が悪い。「Ram Gopal Varma Ki Aag」(2007年)の失敗に続き、2007年9月7日に公開された同監督プロデュース作「Darling」の評価も最悪。かつ...

Bheja Fry

 本日(2007年4月13日)より公開の新作ヒングリッシュ映画「Bheja Fry」を鑑賞した。「Bheja Fry」とは直訳すると「脳みそのフライ」。転じて、イライラすることや、イライラさせる人のことを指すスラングにな...