Ray

 「Pather Panchali」(1955年/邦題:大地のうた)で有名なサティヤジト・ラーイ(サタジット・レイ)は、アジアにおいて黒澤明と並び称される映画監督とされ、日本の映画愛好家たちからも一目置かれた存在だ。日本...

Shaadisthan

 2021年6月11日からDisney+ Hotstarで配信開始された「Shaadisthan」の題名は、「結婚の国」を意味する。それから察するに、結婚をテーマにしたよくあるロマンス映画かと思ってしまうのだが、実際には...

Penalty

 2019年7月19日公開の「Penalty」は、マニプル州出身の大学生サッカー選手がウッタル・プラデーシュ州で「よそ者」として差別を受けるという筋書きの映画である。

Phamous

 ウッタル・プラデーシュ州、ラージャスターン州、マディヤ・プラデーシュ州の3州にまたがるチャンバル渓谷は、盗賊たちが跋扈する無法地帯として有名である。チャンバル渓谷の盗賊たちはインド映画の格好の題材となっており、「Ban...

The Ghazi Attack

 1971年の第3次印パ戦争は、東パーキスターン(現バングラデシュ)の独立を巡る戦争であり、主戦場は東パーキスターンの国土だった。だが、実はベンガル湾の海中も戦場となっていた。パーキスターン海軍の潜水艦I30ガーズィーが...

Saat Uchakkey

 ヒンディー語映画には、詐欺師が人を騙したり、泥棒が泥棒をしたりする様子をコメディータッチで追うコン映画というジャンルがあるが、2016年10月16日公開の「Saat Uchakkey(7人のならずもの)」もコン映画の一...

A Flying Jatt

 21世紀のヒンディー語映画は、ハリウッド映画が得意とするジャンルに果敢に挑戦し、インド映画のフォーマットに取り込んで来た。その数あるジャンルの内のひとつがスーパーヒーロー映画である。過去には、主人公が透明人間になる「M...

Singh Is Bliing

 「Singh Is Kinng」(2008年)といえば、アニース・バズミー監督、アクシャイ・クマール主演の大ヒットコメディー映画である。それとよく似た題名の映画が2015年10月2日公開の「Singh Is Bliin...

Bombay Velvet

 カラン・ジョーハルとアヌラーグ・カシヤプは、正反対のベクトルの映画作りを行う映画監督だった。カランは大衆娯楽志向であり、大予算型マルチスター映画を得意とする。特に彼の監督デビュー作「Kuch Kuch Hota Hai...

Baby

 2011年5月2日にパーキスターンのアボッターバードでアルカーイダの司令官ウサーマ・ビン・ラーディンが米国海軍特殊部隊による急襲によって殺害される事件が起こった。9/11事件の首謀者とされる人物の死は世界中に大きな衝撃...

Haider

 21世紀においてヒンディー語映画の進化を牽引して来た監督の一人にヴィシャール・バールドワージがいる。元々、音楽監督として映画界で働き出した人物で、「Satya」(1998年)や「Love Ke Liye Kuch Bh...

Raja Natwarlal

 ナトワルラールは、インドでもっとも有名な詐欺師の名前である。1912年にミティレーシュ・クマール・シュリーヴァースタヴという名前で生まれたナトワルラールは、子供の頃から詐欺師の才能を開花させ、多くの人々を騙して大金をせ...