Ray

 「Pather Panchali」(1955年/邦題:大地のうた)で有名なサティヤジト・ラーイ(サタジット・レイ)は、アジアにおいて黒澤明と並び称される映画監督とされ、日本の映画愛好家たちからも一目置かれた存在だ。日本...

Shaadisthan

 2021年6月11日からDisney+ Hotstarで配信開始された「Shaadisthan」の題名は、「結婚の国」を意味する。それから察するに、結婚をテーマにしたよくあるロマンス映画かと思ってしまうのだが、実際には...

The Ghazi Attack

 1971年の第3次印パ戦争は、東パーキスターン(現バングラデシュ)の独立を巡る戦争であり、主戦場は東パーキスターンの国土だった。だが、実はベンガル湾の海中も戦場となっていた。パーキスターン海軍の潜水艦I30ガーズィーが...

Saat Uchakkey

 ヒンディー語映画には、詐欺師が人を騙したり、泥棒が泥棒をしたりする様子をコメディータッチで追うコン映画というジャンルがあるが、2016年10月16日公開の「Saat Uchakkey(7人のならずもの)」もコン映画の一...

A Flying Jatt

 21世紀のヒンディー語映画は、ハリウッド映画が得意とするジャンルに果敢に挑戦し、インド映画のフォーマットに取り込んで来た。その数あるジャンルの内のひとつがスーパーヒーロー映画である。過去には、主人公が透明人間になる「M...

Singh Is Bliing

 「Singh Is Kinng」(2008年)といえば、アニース・バーズミー監督、アクシャイ・クマール主演の大ヒットコメディー映画である。それとよく似た題名の映画が2015年10月2日公開の「Singh Is Blii...

Bombay Velvet

 カラン・ジョーハルとアヌラーグ・カシヤプは、正反対のベクトルの映画作りを行う映画監督だった。カランは大衆娯楽志向であり、大予算型マルチスター映画を得意とする。特に彼の監督デビュー作「Kuch Kuch Hota Hai...

Baby

 2011年5月2日にパーキスターンのアボッターバードでアルカーイダの司令官ウサーマ・ビン・ラーディンが米国海軍特殊部隊による急襲によって殺害される事件が起こった。9/11事件の首謀者とされる人物の死は世界中に大きな衝撃...

Haider

 21世紀においてヒンディー語映画の進化を牽引して来た監督の一人にヴィシャール・バールドワージがいる。元々、音楽監督として映画界で働き出した人物で、「Satya」(1998年)や「Love Ke Liye Kuch Bh...

Shahid

 21世紀は9/11事件で幕を開けた。戦争が国家間で争われることが減った代わりに、国家はテロと戦わざるをえなくなった。テロに対抗するため、各国は法律や規則を強化したが、その一方で、一般市民は窮屈な生活を余儀なくされ、不便...

Ankur Arora Murder Case

 2013年6月14日公開の「Ankur Arora Murder Case(アンクル・アローラー殺人事件)」は、犯罪ドラマのような題名であるが、実際は大病院での医療事故を題材にした裁判ドラマ映画である。

ABCD: Any Body Can Dance

 日本へ帰国する前にインドの映画館で観ておきたいヒンディー語映画を挙げて行ったら枚挙に暇がない。特に映画の予告編を見てしまうと、どれも観てみたくなってしまう。その中でも是非最後に観ておきたかった映画が、2013年2月8日...