Ae Dil Hai Mushkil

 カラン・ジョーハルは「Kuch Kuch Hota Hai」(1998年)で監督デビューした後、常にヒンディー語娯楽映画の中心にいた。しかし、業界内におけるその圧倒的な存在感とは裏腹に、彼の監督としての才能には常々疑問...

Baar Baar Dekho

 インド映画ではSF映画は新しいジャンルである。SFに分類される映画は時々作られてはいるが、それほど多くない。元々、インド神話がSFのようなものなので、「サイエンス・フィクション」の方向に行くよりは「宗教フィクション」の...

Shaandaar

 インドの伝統的な結婚式は1週間続き、その間、様々な儀式が執り行われる。その様子をずっと追った映画もいくつか作られており、インド文化を知るためにはいい教材となる。このジャンルでもっとも有名なヒンディー語映画は1990年代...

Bombay Velvet

 カラン・ジョーハルとアヌラーグ・カシヤプは、正反対のベクトルの映画作りを行う映画監督だった。カランは大衆娯楽志向であり、大予算型マルチスター映画を得意とする。特に彼の監督デビュー作「Kuch Kuch Hota Hai...

Brothers

 日本でもJリーグが成功したことでサッカーの底上げが実現し、他のスポーツにも数々の「リーグ」が誕生したように、インドでも、2008年にローンチされたクリケットのインディアン・プレミアリーグが成功したことで、様々なスポーツ...

Shamitabh

 Rバールキー監督はアミターブ・バッチャンの大ファンのようで、彼のこれまでの作品には必ずアミターブが出演している。「Cheeni Kum」(2007年)と「Paa」(2009年)である。しかも、どちらの作品でも彼は変則的...

2 States

 南アジアには大国インドを取り囲むようにいくつかの中小規模の国がいくつか存在する。面白いことに、それらの国とインドとの文化差は、部分的に見ればあまりない。例えばネパールの文化と北インド山岳部の文化には共通点が多いし、パー...

Hasee Toh Phasee

 近年、ヒンディー語の恋愛映画は、女性側が主導権を握ることが多くなって来ているように感じる。しかも、強烈なキャラのヒロインが映画の中心にいて、ヒーローを含めた周囲をかき回すという展開が増えている。おそらく、その先駆けとな...

Bombay Talkies

 2013年はインド映画100周年の年だった。インドで映画が作られ始めた時期についてはいくつかの見方があるものの、インド人監督とインド人スタッフによってインドの地で作られたストーリー映画を「インド映画」と定義することによ...

Student of the Year

 カラン・ジョーハルと言えば、ヒンディー語映画界のみならずエンターテイメント業界で広く活躍する人物であるが、本業は映画監督である。しかしながら、メディアでの露出度に比べて彼の監督としてのフィルモグラフィーは意外にも寂しい...

We Are Family

 今年の話題作の一本、カラン・ジョーハル制作「We Are Family」が本日(2010年9月3日)より公開となった。元々9月10日公開予定だったのだが、サルマーン・カーン主演の話題作「Dabangg」も同日公開だった...

I Hate Luv Storys

 本日(2010年7月5日)はバーラト・バンド、つまり全国一斉ストライキの日であった。ガソリンを含む生活必需品の値上げに反対して、インド人民党(BJP)などの野党が呼びかけたものである。こういう日はあまり外を出歩かないに...