Jolly LL.B 2
英国の植民地だったインドでは、英国式に司法、行政、立法の三権分立が確立しており、その点は日本と近い。だが、力関係については必ずしも日本の感覚通りではない。なぜかと言うと、インドでは司法の権限が強く、行政や立法に積極的に...
英国の植民地だったインドでは、英国式に司法、行政、立法の三権分立が確立しており、その点は日本と近い。だが、力関係については必ずしも日本の感覚通りではない。なぜかと言うと、インドでは司法の権限が強く、行政や立法に積極的に...
ヒンディー語映画には、詐欺師が人を騙したり、泥棒が泥棒をしたりする様子をコメディータッチで追うコン映画というジャンルがあるが、2016年10月16日公開の「Saat Uchakkey(7人のならずもの)」もコン映画の一...
2015年6月26日公開の「Miss Tanakpur Haazir Ho(ミス・タナクプル、前へ!)」は、水牛と結婚することになった男性を主人公にした、実話に基づく物語である。監督はヴィノード・カープリー。ジャーナリ...
インドにおいて宗教は人間としての生き方そのものであり、宗教のない人間は人間ではないとまで言える。人間は何らかの宗教に属していることが前提であり、宗教を信じるか信じないかではなく、どの宗教を信じるかが関心事である。近代イ...
インド発祥のスポーツとしておそらくもっとも世界的に有名なのはカバッディーであろう。鬼ごっこを格闘技にしたようなスポーツで、アジア競技大会では正式種目になっている。インドでは2014年にプロ・カバッディー・リーグが立ち上...
長年、現地でインド映画を観てきて、「インド映画の真髄はコメディー映画である」と喝破した。インドでは未だに映画は娯楽の王様であり、娯楽の王道はコメディーである。インド映画の存在意義はまず第一にコメディーにあり、インド映画...
ヒンディー語映画界は家族産業の傾向が極度に強く、映画関係者の家系から映画関係者が輩出することが多い。映画関係者同士の結婚も多く、その傾向をさらに強めている。ただ、インドでは近親相姦を想起させるカップリングを敬遠する習慣...
クリケットの国内リーグ、インディアン・プレミアリーグ(IPL)開催中につき、4月は大型の映画が公開される予定はない。しかしながら、こういう時期にこそ、低予算ながら優れた映画が映画館において上映枠を得られるのであり、イン...
2011年にはインドでも様々な事件があったが、1年を通して政治や社会に大きな影響を与えたのがアンナー・ハザーレーによる汚職撲滅運動とロークパール法案問題であった。インドというシステムが上も下も汚職によって腐敗しているこ...
シェークスピアの「マクベス」と「オセロ」をインドの農村部に当てはめて巧みにヒンディー語映画化したヴィシャール・バールドワージ監督は、音楽監督から映画監督に転身した変わり種である他、子供向け映画の先駆者としても重要な人物...