Kurbaan

 今年6月に公開されてヒットとなったヒンディー語映画「New York」(2009年)は、ニューヨークを舞台としたイスラーム教徒テロリストの物語であった。「New York」公開時から、ヒンディー語映画界の重鎮カラン・ジ...

Love Aaj Kal (2009)

 プロデューサーとマルチプレックスの対立とそれに伴う新作ストライキが解決して以来、「New York」(2009年)、「Kambakhht Ishq」(2009年)、「Luck」(2009年)と、メジャーリリースが続いて...

Roadside Romeo

 2007年からハリウッドのプロダクションがインド映画に出資する新たな潮流が生まれている。ソニー・ピクチャーズの「Saawariya」(2007年)、ワーナー・ブラザーズの「Saas Bahu aur Sensex」(2...

Thoda Pyaar Thoda Magic

 ヒンディー語映画界最大の映画コングロマリットにして、最近絶不調のプロダクション、ヤシュラージ・フィルムス。今年は早速「Tashan」(2008年)を外してしまい、もう後がない状態である。そんな中、2008年6月27日に...

Tashan

 2006年あたりからインド最大の映画コングロマリット、ヤシュラージ・フィルムスと、これまたインド最大のマルチプレックス・チェーン、PVRの仲が悪く、前者の作った映画が後者の映画館で上映されない事態が何度かあった。最近し...

Race

 インドでは数々の宗教が共存しているが、今日はその多様性を象徴する日になった。イエス・キリストの命日であるグッドフライデー、ムハンマドの生誕日かつ命日であるイード・ミラードゥン・ナビー、拝火教徒の新年であるナウローズが重...

Ta Ra Rum Pum

 残念ながらここのところヒンディー語映画は低迷している。2007年公開作品中、ヒットを記録したのは、「Guru」(2007年)と「Namastey London」(2007年)のみである。元々、クリケット・ワールドカップ...

Eklavya: The Royal Guard

 先週は3泊5日の強行軍で日本に一時帰国していたが、2月17日に帰って来た。その間、インドではヒンディー語映画「Eklavya」が公開されていた。「Munna bhai」シリーズや「Parineeta」(2005年)で最...

Omkara

 昨日、日本での3週間の一時帰国を終え、デリーに戻って来た。一時帰国中に何よりも気がかりなのは、インド映画の公開状況である。僕がインドにいない3週間の間に、けっこうな数の映画が公開されてしまった。しかも、今日は2006年...

Being Cyrus

 今日はPVRプリヤーで、2006年3月24日公開の新作ヒングリッシュ映画「Being Cyrus」を観た。監督は新人のホーミー・アダジャーニヤー、音楽はサリーム・スライマーン。キャストは、ナスィールッディーン・シャー、...

Salaam Namaste

 今日はPVRプリヤーで、2005年9月9日公開の新作ヒンディー語映画「Salaam Namaste」を観た。ほとんどノーマークの映画だったのだが、一昨日PVRのウェブサイトで予約状況を確認してみたら、ほとんど週末のチケ...

Parineeta

 ラビンドラナート・タゴールと並んで有名なベンガルの文学者、シャラトチャンドラ・チャットーパーディヤーイといえば、小説「Devdas」の原作者として有名である。「Devdas」は何度も映画化されてきたが、最近では2002...