Dhak Dhak

 かつてインドでは、バイク(自動二輪車)は四輪車を買えない人が買う生活の足であった。よって、排気量が125cc前後の、燃費のいいバイクが人気だった。また、都市ガスが普及していなかったため、ガスシリンダーなどを載せて運ぶ需...

Jayeshbhai Jordaar

 女児堕胎はインド社会の大きな問題だ。家系の存続や持参金の問題などからインドでは男児が尊重され、技術の発達によって胎児の性別検査が可能になったことから、胎児が女児であることが分かると堕胎する悪習が横行するようになった。イ...

Attack: Part 1

 2022年4月1日公開のヒンディー語映画「Attack: Part 1」は、ジョン・アブラハム主演のSFアクション映画である。新型コロナウイルスの影響で撮影がストップしたり、公開が延期したりして、苦労して公開まで漕ぎ着...

Hum Do Hamare Do

 日本で「親ガチャ」と言葉が不気味な流行を見せている。「子供は親を選べない」、「人生は生まれる親で決まる不平等な運ゲーだ」という意味であろう。だが、2021年10月29日からDisney+ Hotstarで配信開始された...

Unpaused

 新型コロナウイルスはインドの映画産業に大きな打撃をもたらした。感染予防対策としてロックダウンが実行されたことにより、映画館が封鎖され、新作映画の公開が途絶えた。映画産業に関わる人々も仕事を失うこととなった。だが、危機は...

Thappad

 米国でセクシャルハラスメントや性的暴行を告発する「#MeToo」運動が吹き荒れたのは2017年のことだったが、インドでも遅ればせながら2018年に「#MeToo」運動が盛り上がり、ヒンディー語映画界においてもセクハラを...

Love per Square Foot

 不動産を巡る物語はインドでも少なくなく、特に大半の人にとって人生で最大の買い物となるマイホームを巡るゴタゴタは、例えば「Khosla Ka Ghosla!」(2006年)という傑作で取り上げられた。2018年2月14日...

Mubarakan

 インド映画では伝統的にダブルロールがギミックとして好まれており、一人の俳優(多くの場合主演俳優)が二役を演じる映画は多い。一人二役のパターンは様々だ。双子であったり、単なるそっくりさんであったり、親子であったり、生まれ...

Lipstick Under My Burkha

 「Lipstick Under My Burkha」は、18歳から55歳まで4人の女性の性愛を赤裸々に描写した問題作だ。2016年10月26日に東京国際映画祭で「ブルカの中の口紅」という邦題と共にプレミア上映された後、...

Nil Battey Sannata

 ヒンディー語映画の2010年代は女性の10年代だが、それは女性が主人公の映画が増えたことだけを意味しない。女性同士の関係についても多様なアプローチがなされ、典型的な母娘や嫁姑に留まらない、よりリアリスティックな関係がス...

Kapoor & Sons

 インド映画の基本は家族礼賛であり、映画の中で家族の大切さが様々な形でしつこく主張される。これは、インド映画がメインターゲットとする観客がファミリー層だからだ。インド映画は、テレビとビデオが家庭に普及した80年代に、テレ...

Khoobsurat

 ハリウッドの映画制作会社がインド映画に出資したりすることは、既に珍しくなくなって来ている。ソニー・ピクチャーズは「Saawariya」(2007年)、ワーナー・ブラザーズは「Saas Bahu aur Sensex」(...