Maximum

 ムンバイーが「マキシマムシティー」の異名を持つようになったのは、スケートゥ・メヘター著のノンフィクション「Maximum City: Bombay Lost and Found」(2004年)からであっただろうか。ラー...

Pappu Can’t Dance Saala

 「Jaane Tu… Ya Jaane Na」(2008年)という映画に「Pappu Can’t Dance Saala」というノリノリのダンスナンバーがあったが、2011年12月16日公開のヒ...

Gandhi to Hitler

 インド建国の父として知られるマハートマー・ガーンディーは、死後60年以上経った今でも学問的研究や文芸作品の題材となっている。ヒンディー語映画界でもガーンディーは「人気のキャラクター」であり、様々な形でスクリーンに登場し...

Phas Gaye Re Obama

 ヒンディー語映画には、政治的な理由からか、あまりインドの大統領や首相は実名で登場しないのだが、なぜか米国の大統領は台詞の中でも登場人物としても実名でよく登場する。もちろん映画に米大統領が登場するときは、ニュース映像以外...

Action Replayy

 「Golmaal 3」(2010年)に引き続き、ディーワーリー週の2010年11月5日公開の新作ヒンディー語映画「Action Replayy」を観た。この映画の監督はヴィプル・アムルトラール・シャーである。この監督は...

De Dana Dan

 プリヤダルシャン監督と言えば、「コメディーの帝王」と称されるほどコメディー映画を得意とする映画監督である。特に彼が監督した「Hera Pheri」(2000年)は、その後もシリーズ化されるほどの大ヒットとなった。「He...

Paying Guests

 先週から新作映画公開が再開されたヒンディー語映画界。2009年6月19日からは新作コメディー映画「Paying Guests」が公開された。「ペイングゲスト」とは、略してPGとも呼ばれ、インドで一般的な下宿のスタイルで...

Maharathi

 2008年12月5日に公開された5本のヒンディー語映画の内、俳優陣の豪華さがもっとも際立っているのが「Maharathi」であった。俳優と言ってもそれはスター俳優ではなく、演技派俳優に名を連ねられる人々である。ナスィー...

Dasvidaniya

 日本にはいわゆる単館系映画というものがあり、映画ファンを自称する人々の多くは、大手劇場で公開されるメジャーな映画よりも、限られた小さな映画館のみで公開される映画を好む傾向にある。単館系映画の多くは、映画祭向けに作られた...

Singh is Kinng

 2008年8月8日、世界の注目が北京五輪開会式に集中する中、インドでは今年の期待作の一本「Singh is Kinng」が封切られ、その成否が話題となっている。主演は、現在ヒンディー語映画界トップスターの座に君臨するア...

Mithya

 2008年もはや1ヶ月が過ぎ去った。1月最終週に公開されたコメディー映画「Sunday」(2008年)がそこそこ健闘しそうだが、今年のヒンディー語映画でヒットの評価が与えられている映画はまだない。その代わり、昨年末に公...

Dus Kahaniyaan

 「Darna Mana Hai」(2003年)以降、ヒンディー語映画界では数本の小話を1本にまとめたオムニバス形式の映画が作られるようになった。そのような映画で大成功を収めたものは今のところないのだが、しぶとく作られ続...