Katrina Kaif – ページ 2

Phantom

　2008年11月26日。インド人にとって忘れられない日だ。当時インドに住んでいた僕にとっても。それは、ムンバイー同時多発テロが起こった日。パーキスターンから海路、ムンバイーに上陸した10人のテロリストが、市街地で殺戮の...

　昨今のヒンディー語映画業界のひとつの潮流にハリウッド化がある。ハリウッドが得意とするジャンルへの挑戦はホラー映画「Raaz」（2002年）やSF映画「Koi… Mil Gaya」（2003年）辺りから始まったといえるが...

　ヒンディー語映画は21世紀に入り劇的な変化を遂げて来たが、その中でひとつの新しい傾向として定着したのが、続編の制作である。ハリウッド映画などではヒット映画の続編は既に食傷気味なほどお馴染みの慣習であるが、ヒンディー語映...

　2013年はインド映画100周年の年だった。インドで映画が作られ始めた時期についてはいくつかの見方があるものの、インド人監督とインド人スタッフによってインドの地で作られたストーリー映画を「インド映画」と定義することによ...

　従来のインド映画は、ターゲット顧客を絞らず、全階層・全年齢層向けに作られており、それ故に子供向けに「キッズ映画」を作ろうという意識は希薄であった。しかしながら、21世紀に入り、ヒンディー語映画界では、実写映画「Makd...

　現在のヒンディー語娯楽映画界を方向付けた人物の筆頭としてヤシュ・チョープラー監督が挙げられる。1960年代から多くのヒット作を作り続け、特にロマンス映画の方程式を築き上げ、さらには業界最大手プロダクション、ヤシュラージ...

　2011年には「Ready」と「Bodyguard」という2本の大ヒットを飛ばした人気スター、サルマーン・カーン。2012年の上半期は大人しかったが、独立記念日とイードゥル・フィトルが重なる8月15日に「Ek Tha ...

　共和国記念日の本日（2012年1月26日）より、今年最初の超話題作「Agneepath」が公開された。これは1990年の同名映画のリメイクである。アミターブ・バッチャン主演の1990年版ではヤシュ・ジョーハルがプロデュ...

　ヒンディー語映画界最大の映画コンゴロマリットであるプロダクション、ヤシュラージ・フィルムスは毎年複数本の映画をリリースしているのだが、意外にも今年は、本日（2011年9月9日）より公開のラブコメ映画「Mere Brot...

　通常、インドでは毎週金曜日が新作映画の封切り日となっているが、大きな祭日など特別な理由があるときは必ずしもその限りではない。最近乗りに乗っているサルマーン・カーン主演の最新作「Bodyguard」も、ラムザーン（断食月...

　ヒンディー語映画界には数々の映画ファミリーが存在するが、最近非常に存在感を強めつつある家系のひとつがアクタル・ファミリーである。詩人ジャーン・ニサール・アクタル、詩人カイフィー・アーズミー、女優シャウカト・アーズミー、...

　今年最後の話題作「Tees Maar Khan」が本日（2010年12月24日）より公開された。監督は「Om Shanti Om」（2007年）で一躍ヒンディー語映画界のトップ監督リストに躍り出た、コレオグラファー出身...