Bell Bottom

 2021年8月には、似たテーマのヒンディー語映画が複数公開された。実話をベースにし、敵としてパーキスターンを名指しにし、そして愛国主義高揚を目的とした映画である。8月12日にスィッダーント・カプール主演「Shersha...

Pareeksha

 インドの教育制度は、実はインド人自身も全貌をよく理解していないほど複雑である。学校の種類についても、いくつかの方法で分類が可能だ。公立か私立かという、運営主体による分類は日本人にもなじみ深いものであろうが、実はそれすら...

Axone

 インド北東部には「セブン・シスターズ」と呼ばれる7つの州がある。アッサム州、アルナーチャル・プラデーシュ州、ナガランド州、マニプル州、ミゾラム州、トリプラー州、メーガーラヤ州である。これらの州に住む「ノースイースタン」...

Rajma Chawal

 インドの首都デリーは、オールドデリーとニューデリーに分かれる。オールドデリーは、ムガル朝第5代皇帝シャージャハーンが建造した城塞都市であり、ニューデリーは、英領時代にインド帝国の首都として建造された新市街と、独立後に拡...

Love Sonia

 外国人はとかくインドの暗部を描きたがる。「Slumdog Millionaire」(2009年/邦題:スラムドッグ$ミリオネア)は世界中でヒットしたが、インド人には必ずしも受けがよくなかった。インドは急速に発展していた...

Bioscopewala

 2017年の東京国際映画祭で「ビオスコープおじさん」の邦題と共にプレミア上映され、インドでは2018年5月25日に公開された「Bioscopewala」は、ラビンドラナート・タゴールの短編小説「Kabuliwala」(...

Aiyaary

 2018年10月6日(土)からインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)が開幕した。この映画祭には発足時から主に字幕翻訳者として関わっており、今年は「Aiyaary」の字幕を担当した。字幕を翻訳する際...

Umrika

 デリーに住んでいた頃、大小様々な映画に触れる機会があったが、その中には、ヒットしなくてもいい作品というのはあった。そういう映画をきちんと評価するのは自分の役目だと勝手に考えていたが、その内の一本が「Delhi in a...

Mukti Bhawan

 「ガンジス河」としてよく流布している写真の多くは、ウッタル・プラデーシュ州ヴァーラーナスィーで撮られたものだ。ガンジス河はヒマーラヤ山中に端を発し、ガンジス平原を東に流れ、バングラデシュを通ってベンガル湾に注ぎ込む、総...

Commando 2: The Black Money Trail

 ヴィデュト・ジャームワールはインド武術カラリパヤットゥなど、マーシャルアーツの使い手で、スタントマン出身の俳優として、主にヒンディー語映画界で活躍する真正のアクションスターである。ヴィデュトが初めて主演を務めた映画が「...

Force 2

 20世紀のヒンディー語映画には題名に「~2」と付く続編映画が存在しなかったのだが、21世紀に入り、ハリウッド映画の強い影響を受けるようになって、その慣行が定着した。ただ、インドならではの現象と言っていいだろうが、「~2...

The Violin Player

 2016年9月26日に公開された「The Violin Player」は規格外のヒンディー語映画だ。その題名の通り、ムンバイーで映画のBGM等の演奏をするヴァイオリン奏者を主人公にした映画だが、その作りはあらゆる意味で...