ジェンダー革命

 2023年3月8日、国際女性デー付けでNikkei Asiaが出した記事「Bollywood’s gender revolution: Women are rewriting the rules(ボリウッド...

インド映画とヌード

 日本のメディアがインド映画について紹介する際、「キスは御法度」という説明を加えることがあるのだが、これは完全な間違いである。確かにキスが規制されていた時代は一時的に存在するのだが、黎明期から現代まで、インド映画には数多...

サポート・ボリウッド

 現在、インドにおいてボイコット・ボリウッド運動が巻き起こっていることは以前記事にした通りである。ヒンディー語の話題作の公開が近付くたびにボイコットが呼び掛けられ、ヒンディー語映画の興行収入に少なからぬ影響を与えてきた。...

ユニバース

 米国のマーベル・スタジオが製作するスーパーヒーロー映画群は、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と呼ばれる共有世界にまとめられており、異なる映画であっても、スパイダーマン、アイアンマン、ハルクなど、相互に...

Saregama Carvaan

 少し前から気になっていた製品がSaregama社の「Carvaan」である。Saregama社はインド最古のミュージック・レーベルで、「Yoodlee Films」というブランド名で映画製作も行っている。同社が2017...

借米哪家

 以前、インド映画とソ連・ロシアという記事で、旧ソ連地域で「Disco Dancer」(1982年)の「Jimmy Jimmy」という曲が今でも人気であるということを書いた。

23年振りの映画館開館

 2020年から始まった新型コロナウイルスによる世界的な大流行により、インドでも様々な産業が悪影響を受けたが、その中でも映画産業は最悪の部類に入るだろう。断続的なロックダウンによって映画館が封鎖された時期が続き、人々の映...

Vande Mataram

 毎年8月15日はインドの独立記念日であり、首都デリーの歴史的な城塞遺跡ラール・キラーにて首相が国民に向けて演説を行う習慣になっている。2022年は、独立75周年の節目であり、「Amrit Mahotsav(甘露大祭)」...

Filmsaagar一周年

 2021年7月にこの「Filmsaagar」をグランドオープンして以来、1年が過ぎた。この1年間で400本以上の映画評を書き、インド映画の理解に役立つような記事も掲載してきた。

インド映画の現況

 米国の通信社ブルームバーグが2022年7月1日付けの記事で、インドの映画産業の現況を紹介していた。ヒンドゥスターン・タイムズ紙では「Bollywood now threatened by another movie-m...

インド性とグローバル性

 2022年5月に開催されたカンヌ映画祭では、インド映画フォーラムが開催され、インド映画関係者がパネルディスカッションを行った。そのときのやり取りの様子が2022年5月22日付けのデリー・タイムス紙に掲載されていた。題名...