Raanjhanaa
話を作ることにかけてはインド人の右に出る者はいないという程で、インド人と接していると、よくも皆いろいろな場面でいろいろな言い訳が出て来るものだと感心する。この点については階層の差も何もない。その影響が必ずあるのだろう、...
話を作ることにかけてはインド人の右に出る者はいないという程で、インド人と接していると、よくも皆いろいろな場面でいろいろな言い訳が出て来るものだと感心する。この点については階層の差も何もない。その影響が必ずあるのだろう、...
2013年6月14日公開の「Ankur Arora Murder Case(アンクル・アローラー殺人事件)」は、犯罪ドラマのような題名であるが、実際は大病院での医療事故を題材にした裁判ドラマ映画である。
ヒンディー語映画界は家族産業の傾向が極度に強く、映画関係者の家系から映画関係者が輩出することが多い。映画関係者同士の結婚も多く、その傾向をさらに強めている。ただ、インドでは近親相姦を想起させるカップリングを敬遠する習慣...
2013年はディーピカー・パードゥコーンの当たり年だった。「Race 2」、「Yeh Jawaani Hai Deewani」、「Chennai Express」、「Goliyon Ki Raasleela Ram-L...
2013年5月24日公開の「Zindagi 50-50」は、エロティックな低予算映画ながら、女優陣に目を引くものがある作品である。題名は「人生は50:50」という意味である。
2013年5月17日公開の「I Don’t Luv U」は、ロマンス映画に見せ掛けてMMS流出事件の被害者を主人公にし、最終的には無責任なメディアを糾弾する内容の映画である。
なら国際映画祭2014で日本未公開のインド映画が2本公開されると聞いて、奈良に来ている。9月13日には「Liar’s Dice」(2013年)という映画を観たが、最終日の15日には、「Papilio Buddha」とい...
ニューヨークを拠点とするインド人女性監督ミーラー・ナーイルは、自身のルーツであるインドを舞台によく映画を撮影している。ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「Monsoon Wedding」(2001年)は北インド...
21世紀に入り、ヒンディー語映画はドラスティックな変化を遂げたが、その中でも大きな変化のひとつと言っていいのが、ホラー映画がジャンルとして確立したことである。ハリウッド映画の影響により、ヒンディー語映画ではジャンルの多...
インドの警察用語に「エンカウンター(encounter)」がある。直訳すれば「遭遇」であるが、インドでは警察がギャングやテロリストを特に銃撃によって殺害することを言う。名目上は、犯罪者を逮捕しようとしたところ、武装して...