Dus Kahaniyaan

 「Darna Mana Hai」(2003年)以降、ヒンディー語映画界では数本の小話を1本にまとめたオムニバス形式の映画が作られるようになった。そのような映画で大成功を収めたものは今のところないのだが、しぶとく作られ続...

1971

 「1971」は、2007年3月9日公開のヒンディー語映画だ。インドで「1971」といえば、1971年の第三次印パ戦争を指す。東パーキスターンの独立運動に端を発したこの戦争はインドの完全勝利に終わり、結果としてバングラデ...

Bewafaa

 最近忙しくて映画を観る暇がなかったが、今日は何とか時間を見つけて、2005年2月25日公開の最新ヒンディー語映画「Bewafaa」を観にPVRプリヤーへ行った。「Bewafaa」とは意訳すれば「裏切り」という意味である...

Veer-Zaara

 ヤシュ・チョープラー。ロマンスの帝王と呼ばれ、「Kuch Kuch Hota Hai」(1998年)のカラン・ジョーハル監督をはじめ、若い世代の才能ある映画監督からも最大限の賛辞を送られる、ヒンディー語映画界最高峰のフ...

LOC Kargil

 アハマダーバードのアーシュラム・ロードにあるシネマ・コンプレックス、シティ・ゴールドで、2003年12月25日に封切られた「LOC Kargil」を観た。シティ・ゴールドのチケットは100ルピー。5スクリーンの大規模な...

Pinjar

 今日はPVRアヌパム4で、2003年10月24日公開の新作映画「Pinjar(鳥かご)」を見た。女流作家アムリター・プリータムの同名小説が原作で、印パ分離独立時が舞台となっている。2001年大ヒット作「Gadar: E...

Road

 朝から、2002年9月27日公開の新作映画「Road」を観にPVRアヌパム4へ行った。意識していなかったのだが、モーニングショーということで、普段は150ルピーのチケットが朝一番の回に限って90ルピーだった。早起きは三...

Aks

 2001年7月13日公開の「Aks(鏡像)」は、「Rang De Basanti」(2006年)や「Bhaag Milkha Bhaag」(2013年/邦題:ミルカ)で有名なラーケーシュ・オームプラカーシュ・メヘラー監...

Zubeidaa

 2001年1月19日公開の「Zubeidaa」は、ジョードプル藩王国のマハーラージャー、ハンワント・スィン・ラートールの妃ズベイダー・ベーガムの伝記的な映画である。ズベイダーは1926年生まれ。ボンベイ在住の駆け出しの...

Fiza

 2001年9月11日、米国で同時多発テロが起き、イスラーム教過激派テロリストたちが飛行機を乗っ取って、ニューヨークのワールドトレードセンターなどを自爆攻撃した。この事件以降、世界は対テロ戦争の時代に突入し、イスラーム教...

Kaun

 1999年2月26日公開の「Kaun(誰)」は、「インドのクエンティン・タランティーノ」と呼ばれたラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督が時代を先取って送り出したサイコスリラー映画である。歌と踊りは一切なく、スリルを生み出...

Satya

 ラーム・ゴーパール・ヴァルマーは、1990年代から2000年代にかけて非常に多くの作品を手掛け、しかも映画界に大きな影響を与えた映画監督だ。幅広いジャンルの作品を作っており、代表作はいくつもあるが、特にムンバイーのマフ...