Mumbai Meri Jaan

 映画には、グランド・ホテル方式という手法がある。1932年のハリウッド映画「グランド・ホテル」で効果的に使用されたためにその名が付いている。グランド・ホテル方式では、共通の場所や事件を巡って複数の独立したストーリーが同...

Maan Gaye Mughal-e-Azam

 2008年下半期に入った途端、「Jaane Tu… Ya Jaane Na」、「Singh is Kinng」、「Bachna Ae Haseeno」をヒットさせて勢いに乗るヒンディー語映画業界。今日(20...

Via Darjeeling

 昨年、「Bheja Fry」(2007年)という映画が公開された。低予算ながら緻密な脚本と俳優の演技力に支えられた見事なコメディーで、都市部を中心にスマッシュヒットを記録した。どうやら「Bheja Fry」のような低予...

Shaurya

 最近インド映画のDVDがやたらと安くなった。かつては1枚1,000ルピー以上していたものだが、今では30ルピー前後で手に入るタイトルがたくさん出て来た。はっきり言って音楽CDよりも安い。DVD価格破壊の張本人が、モーゼ...

Life In A… Metro

 ここ1週間何かと忙しくて、先週公開された「Yatra」(2007年)は見逃してしまった。だが、本日(2007年5月11日)より公開の「Life In A… Metro」は見逃すまいと、暇を作って公開初日に映...

Honeymoon Travels Pvt. Ltd.

 今日はPVRプリヤーで、2007年2月23日公開の新作ヒンディー語映画「Honeymoon Travels Pvt. Ltd.」を観た。ハネムーン・パッケージツアーに参加した6組の新婚夫婦の恋模様を描いたコメディー映画...

Black Friday

 2002年のグジャラート暴動を扱った「Parzania」(2007年)、路上の乞食や物売りを絶妙のバランスと共に描写した「Traffic Signal」(2007年)と、最近ヒンディー語映画界では異色の社会派映画が立て...

Corporate

 マドゥル・バンダールカル監督と言えば、「Chandni Bar」(2001年)や「Page 3」(2005年)など、社会システムの裏を暴く映画を作る映画監督である。そのバンダールカル監督の最新作「Corporate」が...

Ek Khiladi Ek Haseena

 今日は、2005年11月18日から公開の新作ヒンディー語映画「Ek Khiladi Ek Haseena」をチャーナキャー・シネマで観た。「Ek Khiladi Ek Haseena」とは、「1人の詐欺師、1人の美人」...

Main, Meri Patni Aur Woh

 日本には1年の内に何回か、「一人でいると寂しい日」というのが巡って来るが、ここインドではカルワー・チョウトがその代表格と言えるだろう。簡単に言えば、カルワー・チョウトは妻が夫の健康と長寿を祈って日の出から月が出るまで断...

Sarkar

 今日は、2005年6月30日に公開されたヒンディー語映画「Sarkar」をPVRアヌパム4で鑑賞で鑑賞した。「Sarkar」の直訳は「主」や「政府」だが、ここでは映画の主人公の尊称となっている。監督・制作はラーム・ゴー...

Silsiilay

 今日は、2005年6月17日公開の新作ヒンディー語映画「Silsiilay」をPVRアヌパム4で観た。「Silsiilay」とは「連鎖」とか「シリーズ」みたいな意味。3人の全く関係のない女性の話で構成されたオムニバス形...