Manikarnika: The Queen of Jhansi

 2005年に「Mangal Pandey: The Rising」というヒンディー語映画が作られた。第1次インド独立戦争 の火付け役になったとされているスィパーヒー(兵士)、マンガル・パーンデーイを主人公にした映画で、...

Bioscopewala

 2017年の東京国際映画祭で「ビオスコープおじさん」の邦題と共にプレミア上映され、インドでは2018年5月25日に公開された「Bioscopewala」は、ラビンドラナート・タゴールの短編小説「Kabuliwala」(...

Naam Shabana

 2008年のムンバイー同時多発テロを受けて結成された架空の対テロ部隊Babyの最後のミッションを追ったスパイ映画「Baby」(2015年)は興行的にも批評家的にも成功した映画であった。ヒット映画の続編が作られる習慣はヒ...

Baby

 2011年5月2日にパーキスターンのアボッターバードでアルカーイダの司令官ウサーマ・ビン・ラーディンが米国海軍特殊部隊による急襲によって殺害される事件が起こった。9/11事件の首謀者とされる人物の死は世界中に大きな衝撃...

Bang Bang!

 昨今のヒンディー語映画業界のひとつの潮流にハリウッド化がある。ハリウッドが得意とするジャンルへの挑戦はホラー映画「Raaz」(2002年)やSF映画「Koi… Mil Gaya」(2003年)辺りから始まったといえるが...

Jai Ho

 ヒンディー語映画界に「3カーン」の1人として君臨しているサルマーン・カーンは三人兄弟の長男で、2人の弟も映画界で活躍している。次男のアルバーズ・カーンは俳優としては大きな成功を収めていないが、最近「Dabangg」(2...

Robot

 インド初のSF映画は、一般にはリティク・ローシャンの人気を不動のものとした「Koi… Mil Gaya」(2003年)とされている。インド映画がハリウッドばりのSF映画を作ったと聞いて、とんでもないゲテモノ映画になって...

Acid Factory

 サンジャイ・グプターと言えば、ハードボイルドで男臭い映画を作ることで定評のある監督である。特にサンジャイ・ダットがお気に入りで、彼の渋い魅力を絞り出すことだけを目的にしたような映画が多い。2009年10月9日より公開さ...

Luck

 この世にはどうしても、ついている人とついていない人がいるものである。だが、生まれもって強運の人間を集め、その強運同士を戦わせたらどうなるか?本日(2009年7月24日)より公開の「Luck」は、そんなコンセプトの映画で...

Frozen (Ladakhi)

 「Kal Kissne Dekha」(2009年)のメジャーリリースがあった2009年6月12日だが、密かに変わり種の作品もいくつか公開されている。その中でもっとも異色を放っていたのが「Frozen」。ラダッキー語(部...

Karzzzz

 毎年特別な事情がない限りヒンディー語映画のヒット作は一本も見逃さずに映画館で観ているが、去年一本だけ見逃してしまった重要作があった。それは、ヒメーシュ・レーシャミヤー主演の「Aap Kaa Surroor」(2007年...

Hattrick

 日本人には全く知られていないだろうが、現在カリブ海の西インド諸島では、クリケットのワールドカップが開催されている。最近やたらソワソワしているインド人が増えたのはそのためだ。そのワールドカップに狙いを定めて制作されたと思...