Bhoothnath

 ヒンディー語映画界で本格的にホラー映画の製作が始まったのは「Raaz」(2002年)からであったが、しばらくは映像と音で無理矢理観客を驚かせるタイプの原始的なホラー映画が量産されていた。様々な娯楽要素を一本の映画に詰め...

Jodhaa Akbar

 2008年最初の期待作は何と言っても歴史ロマンス「Jodhaa Akbar」であった。当初は2007年公開予定だったが、度々公開日が延期され、結局ヴァレンタインデー・シーズンの2008年2月15日に全世界一斉公開される...

Ram Gopal Varma Ki Aag

 1975年に公開され、インド映画史上最大の大ヒット作となった伝説的映画「Sholay」。特に当時リアルタイムに映画を観た世代には宗教にも等しい影響を与えたカルト的映画だ。その「Sholay」をリメイクするのは、オリジナ...

Jhoom Barabar Jhoom

 ヒマーチャル・プラデーシュ州を旅行していたため、2007年6月15日から公開された期待作「Jhoom Barabar Jhoom」を観るのが遅れてしまった。だが、ヒンディー語映画界最大の映画コングロマリット、ヤシュラー...

Shootout at Lokhandwala

 しばらく南インドにいて、デリーの暑さのことを忘れていたが、やはりデリーに戻って来ると、この暑さは南インドの暑さとは比べ物にならないことを実感する。空気が重さを持って体にぶつかってくるような感じだ。だが、既にデリーに住ん...

Cheeni Kum

 本日(2007年5月25日)からアミターブ・バッチャン主演の映画が2本同時公開された。実話を元にしたアクション映画「Shootout At Lokhandwala」(2017年)と、年齢差ロマンス映画「Cheeni K...

Nishabd

 本日(2007年3月2日)から、インド版「ロリータ」として話題になっていたヒンディー語映画「Nishabd(無言)」が公開された。監督はヒンディー語映画界を代表する曲者映画監督、ラーム・ゴーパール・ヴァルマー。2005...

Eklavya: The Royal Guard

 先週は3泊5日の強行軍で日本に一時帰国していたが、2月17日に帰って来た。その間、インドではヒンディー語映画「Eklavya」が公開されていた。「Munna bhai」シリーズや「Parineeta」(2005年)で最...

Baabul

 本日(2006年12月8日)より公開の新作ヒンディー語映画「Baabul」を観てきた。かなり有名な俳優たちが出演しており、話題性は十分あると思うのだが、いかんせん「Dhoom: 2」(2006年)フィーバーが未だ冷めて...

Kabhi Alvida Naa Kehna

 ヒンディー語映画はスター俳優たちで成り立っているが、ヒンディー語映画界には並み居るスターたちよりも観客動員数に絶大な影響力を持つ人気監督が何人かいる。カラン・ジョーハルはその筆頭である。カラン・ジョーハル監督は今まで「...

Family

 日本で言う「冬至」を祝うローリー祭(地域によってはマカル・サンクランティ、ポンガル、ビフーなどとも呼ばれる)も過ぎ、今までの極寒が嘘だったかのように急激に暖かくなって来た。つい数日前までは手袋なしでバイクを運転すること...

Ek Ajnabee

 今日はPVRプリヤーにて、2005年12月9日公開の新作ヒンディー語映画「Ek Ajnabee」を観た。題名は「とある異邦人」という意味。監督は「Mumbai Se Aaya Mera Dost」(2002年)のアプー...