Jayanti (Marathi)

 2021年11月21日公開の「Jayanti(記念日)」は、インドにおいてコロナ禍明けに劇場公開された初のマラーティー語映画である。口コミでヒットに化け、2022年にはAmazon Prime Videoでマラーティー...

Squad

 インド映画には当然のことながら大抵の場合インド人俳優が出演するわけだが、「インド人」といっても実際には国籍がインドにはないことも多く、米国、英国、カナダなどの国籍を持っている人気スターもチラホラいる。インド映画俳優にな...

Dhamaka

 ムンバイーを舞台とする近年のヒンディー語映画では必ずと言っていいほど背景に登場するシーリンク。半島状の形状をしており、市街地へ行けば行くほど土地が狭くなるムンバイーの、都市部と郊外を結ぶ渋滞解消用バイパスであり、アラビ...

Cash (2021)

  2016年11月8日午後8時、ナレーンドラ・モーディー首相が突然TV演説をはじめ、500ルピー札と1,000ルピー札の流通廃止を宣言した。いわゆる高額紙幣廃止、英語で言えば「Demonetisation」、ヒンディー...

Bunty Aur Babli 2

 ヒンディー語映画には、詐欺師が人々を見事な手腕で騙して大儲けする様子を面白おかしく追った、いわゆる「コン映画」群が存在する。「他人の不幸は蜜の味」というが、人が騙される様子を傍から見るのは何とも痛快なものであるようだ。...

Meenakshi Sundareshwar

 大半のヒンディー語映画が舞台とするのはムンバイーか北インドのどこかの都市や農村であり、登場人物がヒンディー語を話すことに違和感を感じることは少ない。それらの地域ではヒンディー語が通じるからである。たとえ南インドが舞台と...

Sooryavanshi

 現在のところ、ヒンディー語映画界には、警察官を主人公にしたアクション映画シリーズが2系統存在する。ひとつはサルマーン・カーン主演の「Dabangg」シリーズである。「Dabangg」(2010年)、「Dabangg 2...

Kurup

 2021年11月4日公開の「Kurup」は、1984年から指名手配され続けている犯罪者スクマーラン・クループを取り上げた映画だ。マラヤーラム語映画だが、テルグ語、タミル語、カンナダ語、そしてヒンディー語版も公開された。...

Annaatthe (Tamil)

 2021年11月4日公開の「Annaatthe(兄貴)」は、タミル語映画界のスーパースター、ラジニーカーント主演の娯楽映画である。撮影は新型コロナウイルスのパンデミック下で小康状態の期間を縫って行われ、公開日程も影響を...

Jai Bhim (Tamil)

 「Jai Bhim」は、2021年11月2日からAmazon Prime Videoで配信開始されたタミル語映画である。題名を直訳すれば「ビーム万歳」になる。「ビーム」とは人名である。だが、この映画に「ビーム」という登...

Hum Do Hamare Do

 日本で「親ガチャ」と言葉が不気味な流行を見せている。「子供は親を選べない」、「人生は生まれる親で決まる不平等な運ゲーだ」という意味であろう。だが、2021年10月29日からDisney+ Hotstarで配信開始された...

Aafat-e-Ishq

 ヒンディー語映画のタイトルで時々「○○-e-○○」というものがある。「Mughal-e-Azam」(1960年/2004年)、「Jaan-e-Mann」(2006年)、「Salaam-e-Ishq」(2007年)、「D...