Zindagi Na Milegi Dobara

 ヒンディー語映画界には数々の映画ファミリーが存在するが、最近非常に存在感を強めつつある家系のひとつがアクタル・ファミリーである。詩人ジャーン・ニサール・アクタル、詩人カイフィー・アーズミー、女優シャウカト・アーズミー、...

Chillar Party

 ヒンディー語映画界が本格的に子供向け映画を作り始めたのは21世紀に入ってからで、その先駆けといえるのは、ヴィシャール・バールドワージ監督の「Makdee」(2002年)だった。その後、初の国産アニメ映画「Hanuman...

Murder 2

 かつて「スキンショー」という言葉がヒンディー語映画界を騒がせたことがあった。「スキンショー」とは文字通り「肌見せ」であり、女優が裸または露出度の高い服を着て登場するシーンや、またはそういうシーンが多かったり前面に押し出...

Bbuddah Hoga Tera Baap

 1970年代から80年代にかけて絶大な人気を誇り、ヒンディー語映画産業を「ワンマン・インダストリー」とまで揶揄させしめたスーパースター、アミターブ・バッチャンは、2010年代も健在で、今でも多くの映画に出演している。し...

Delhi Belly

 ヒンディー語映画の中心地と言えばムンバイーであり、ムンバイーの旧名ボンベイとハリウッドの掛け合わせから、ヒンディー語映画産業は「ボリウッド」と呼ばれている。マラーティー語話者が大多数を占めるマハーラーシュトラ州の州都ム...

Double Dhamaal

 2007年に「Dhamaal」と言うコメディー映画がありセミヒットとなった。2007年のヒンディー語映画界は「Om Shanti Om」、「Chak De! India」、「Jab We Met」などに代表されるように...

Bheja Fry 2

 大予算型映画が期待通りの興行収入を得られない中、優れた脚本と演技に支えられた低予算映画が健闘し大きな利益を上げるという現象がここ数年続き、ニッチな客層をターゲットにした低予算型映画に、芸術的な観点からもビジネス的な観点...

Shaitan

 ネパール旅行中に公開された新作ヒンディー語映画で気になっていたのはアヌラーグ・カシヤプ制作、2011年6月10日公開の「Shaitan」であった。サイケデリックな予告編がかなり前から映画館で流されており、旅行から帰った...

Ready

 人間には本当に運気や運勢というものがあって、それが昇り調子のときもあれば下り調子のときもあるものであろうか?ヒンディー語映画スターたち一人一人のキャリアを見ていても、絶好調の時期と不調の時期というのがあるように思える。...

Pyaar Ka Punchnama

 本日(2011年5月20日)には数本のヒンディー語映画が公開されたが、その中から「Pyaar Ka Punchnama」を選んだ。新人監督と新人俳優による全くノーマークだった映画であるが、ポスターを見る限りお気楽なラヴ...

Ragini MMS

 現在、携帯電話にカメラが付いているのはごく普通のことである。言うまでもなく、携帯電話のカメラでは静止画のみならず動画も撮影可能だ。昔は高級機種のみの機能であったが、今ではかなり安いカメラにもカメラが付いている。それによ...

Stanley Ka Dabba

 ヒンディー語映画界をリードする人気スターの一人アーミル・カーンの監督デビュー作「Taare Zameen Par」(2007年)で、脚本に加えてクリエイティヴ・ディレクターなる肩書きを務めたのがアモール・グプテーという...