Shootout at Wadala
インドの警察用語に「エンカウンター(encounter)」がある。直訳すれば「遭遇」であるが、インドでは警察がギャングやテロリストを特に銃撃によって殺害することを言う。名目上は、犯罪者を逮捕しようとしたところ、武装して...
インドの警察用語に「エンカウンター(encounter)」がある。直訳すれば「遭遇」であるが、インドでは警察がギャングやテロリストを特に銃撃によって殺害することを言う。名目上は、犯罪者を逮捕しようとしたところ、武装して...
2013年はインド映画100周年の年だった。インドで映画が作られ始めた時期についてはいくつかの見方があるものの、インド人監督とインド人スタッフによってインドの地で作られたストーリー映画を「インド映画」と定義することによ...
2013年の重要なヒンディー語映画のひとつに「Aashiqui 2」がある。映画・音楽共々大ヒットしたロマンス映画で、日本でも同年のインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)で「愛するがゆえに」という...
インド製ホラー映画でよく出て来るお化けの類に「ダーヤン」「ダーイン」または「チュライル」がいる。日本語にすれば「魔女」だ。一般的なインドの魔女の外見的特徴は、髪が長く、後ろでひとつにまとめて縛っており、手足が長く、反対...
アジアンドキュメンタリーズで配信されている「Ma Na Sapna – A Mother’s Dream」は、インドの代理母産業を取り上げたドキュメンタリー映画である。監督はオーストリア人バレリ...
ヒンディー語映画界は21世紀に入ると都市在住マルチプレックス層の観客をメインターゲットと定めるようになり、地方在住単館層の観客が好むアクション映画を敬遠するようになった。しばらくまともなアクション映画が作られない時代が...
インド映画専門の映画祭インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)が2012年から始まっており、その第1回から主に字幕翻訳者として関わらせていただいている。昨年は3本の映画の字幕を担当したのだが、今年は...
2013年4月5日公開の「Chashme Baddoor」は、30年前の映画「Chashme Buddoor」のリメイクである。原作は女性監督サイー・パラーンジペーが撮っており、ファールーク・シェークやディープティー・...
東京に滞在している間、ちょうどテルグ語映画「Baadshah」(2013年)が「バードシャー テルグの皇帝」の邦題と共に封切られた。今年の夏に劇場一般公開のテルグ語映画2本の内の1本で、もう1本の「あなたがいてこそ」(...
ヒンディー語映画の暗黒時代は1980年代とされている。テレビやビデオの普及により中上流層が映画館に足を運ばなくなり、映画はテレビやビデオを買うことができない貧困層をターゲットにしなければ売れなくなってしまった。その上、...