Toofaan

 ヒンディー語映画界においてスポーツ映画は既に確立されたジャンルである。インドでもっとも人気のスポーツであるクリケットが題材になることが多いが、それ以外のスポーツも取り上げられている。その中でもよく映画になるのがボクシン...

Bharat

 どの国の歴史にもトラウマとなる出来事はある。日本史にとって最大のトラウマは第2次世界大戦の敗戦であることに大きな異論はないだろう。インドにとってのトラウマは、英国による約200年の植民地支配であり、1947年の印パ分離...

Singham

 ヒンディー語映画界でサルマーン・カーンを中心に始まった南インド映画リメイクブーム。一時期低迷していたサルマーン・カーンは、「Wanted」(2009年)、「Dabangg」(2010年)、「Ready」(2011年)と...

Well Done Abba

 インド映画界において、シャーム・ベーネーガルは一目置かれた映画監督である。デビュー作「Ankur」(1973年)以降、メインストリームの娯楽映画と一線を画した芸術路線の映画を作り続け、インドのニューウェーブシネマの旗手...

Love Khichdi

 プリヤンカー・チョープラーが一人12役に挑戦した「What’s Your Raashee?」(2009年)というロマンス映画があった。彼女の演じる12人のキャラがそれぞれ12星座に対応しており、性格やタイプが異なる。も...

Via Darjeeling

 昨年、「Bheja Fry」(2007年)という映画が公開された。低予算ながら緻密な脚本と俳優の演技力に支えられた見事なコメディーで、都市部を中心にスマッシュヒットを記録した。どうやら「Bheja Fry」のような低予...

I See You

 今日は、2006年12月29日に公開された「I See You」を観た。ロンドンを舞台にしたファンタスティック・ラヴコメディー映画だった。

Darna Zaroori Hai

 今日はPVRプリヤーで、2006年4月28日公開の新作ヒンディー語映画「Darna Zaroori Hai」を観た。題名の意味は「恐怖は必要」。2003年に「Darna Mana Hai(恐怖は禁止)」という映画が公開...

Taxi No. 9211

 今日はPVRアヌパム4で、2006年2月24日公開の新作ヒンディー語映画「Taxi No. 9211」を見た。「9211」は「ナォ・ドー・ギャーラー」と読む。これはヒンディー語の慣用句のひとつであり、「逃げる」という意...

Bride and Prejudice (UK)

 少なくともここ1ヶ月間は、アイシュワリヤー・ラーイが初めて英語の映画に挑戦する「Bride & Prejudice」の話題で持ち切りだった。この映画は、有名な英国女流作家ジェーン・オースティンの古典的恋愛小説「...

Dil Vil Pyar Vyar

 実は来週の月、火とテストで、明日の午後は予定があるので、こんなことはしていられないのだが、来週アジメールに行くかもしれないので、今の内に映画を観ておこうと思って、昨日(2002年10月18日)から封切られた新作映画「D...

Agni Varsha

 夕方から、2002年8月30日公開のヒンディー語映画「Agni Varsha」を観た。題名は「火の雨」という意味だと思っていたが、どうやら「火と雨」みたいだ。ちょうど最近のデリーの天候――太陽は炎のように照り付けるが、...