Drishyam 2 (Hindi)

 マラヤーラム語のヒット映画「Drishyam」(2013年)はヒンディー語でも同じ題名「Drishyam」(2015年)でリメイクされ大ヒットした。マラヤーラム語ではその続編「Drishyam 2」(2021年)が公開...

Tadka…

 「The Lunchbox」(2013年/邦題:めぐり逢わせのお弁当)は、初老の男やもめと夫の愛情に飢えた人妻の間の、大人のロマンス映画で、日本でも好評を博した。ただ、この映画の最後では、主人公の二人がくっ付いたのかど...

RRR (Telugu)

 日本を含む世界で大旋風を巻き起こしたテルグ語映画「Baahubali: The Beginning」(2015年/邦題:バーフバリ 伝説誕生)と「Baahubali 2: The Conclusion」(2017年/邦...

Sab Kushal Mangal

 ビハール州などでは、花婿を誘拐して無理矢理結婚させてしまう「パカルワー・シャーディー」などと呼ばれる略奪結婚の一種が横行しており、これまでヒンディー語映画でも度々取り上げられてきた。2020年1月3日公開の「Sab K...

Phamous

 ウッタル・プラデーシュ州、ラージャスターン州、マディヤ・プラデーシュ州の3州にまたがるチャンバル渓谷は、盗賊たちが跋扈する無法地帯として有名である。チャンバル渓谷の盗賊たちはインド映画の格好の題材となっており、「Ban...

Drishyam (Hindi)

 ヒンディー語映画は舞台の上でも裏でも基本的に男中心の世界であり、主人公も悪役も男性であることがほとんどだ。その中で女性もしくは女優は、たとえ肩書きが「ヒロイン」であったとしても、添え物に過ぎない扱いを受けて来た。しかし...

Zila Ghaziabad

 2013年2月22日公開の「Zila Ghaziabad(ガーズィヤーバード県)」は、首都デリーに隣接するガーズィヤーバードのギャング間抗争を描いたギャング映画である。1990年代からウッタル・プラデーシュ州のガーズィ...

Midnight’s Children (Canada)

 ディーパー・メヘター監督と言えば「Fire」(1996年)、「Earth」(1998年)、「Water」(2005年)の3部作で有名な、カナダ在住のインド系女性映画監督である。インドのタブーに問答無用で切り込むような作...

Gali Gali Chor Hai

 2011年にはインドでも様々な事件があったが、1年を通して政治や社会に大きな影響を与えたのがアンナー・ハザーレーによる汚職撲滅運動とロークパール法案問題であった。インドというシステムが上も下も汚職によって腐敗しているこ...

Mission Istaanbul

 インド系移民が世界中に散らばっていることもあり、インドには海外を舞台にした映画を作りやすい素地があり、実際にそのような映画が少なくない。米国、英国、スイス、オーストラリア、南アフリカ共和国などがロケ地に選ばれることが多...

Sivaji: The Boss (Tamil)

 日本のインド映画ブームには数度の波があるようだが、僕は明らかに「Muthu」(1995年/邦題:ムトゥ 踊るマハラジャ)世代になる。1998年に日本で公開され、短くも強力なインド映画(正確にはタミル語映画)ブームを巻き...

Chatrapathi (Telugu)

 2005年9月29日公開のテルグ語映画「Chatrapathi」は、「Baahubali」シリーズ(2015年、2017年)などで有名なSSラージャマウリ監督の第4作である。「Baahubali」シリーズの主演プラバー...