My Name Is Khan

 1998年に「Kuch Kuch Hota Hai」で映画監督デビューして以来、カラン・ジョーハルは常にヒンディー語娯楽映画の代表であり、業界のご意見番であり、話題の中心だった。彼の監督作品を改めて振り返ってみると、ま...

Dulha Mil Gaya

 映画の出来を鑑賞前に予想する際、参考となる要素はいくつかあるのだが、やはりスターシステム健在のヒンディー語映画界では、どのスターが出演しているかを見ることでおおよその見当を付けることが可能である。最近は大スター出演の大...

Billu

 ヒンディー語映画界では、話題作公開直前のゴタゴタはもはや日常茶飯事となっている。昨年だけでも、「Jodhaa Akbar」(2008年)にラージプート・コミュニティーが、「Krazzy 4」(2008年)に作詞家ラーム...

Luck by Chance

 ヒンディー語映画界では、映画産業の様々な側面を題材にした映画がコンスタントに作られている。「Om Shanti Om」(2007年)や「Khoya Khoya Chand」(2007年)は過去や現在のヒンディー語映画界...

Rab Ne Bana Di Jodi

 インド映画界最大のコングロマリット、ヤシュラージ・フィルムス。一社で映画制作、配給、音楽CD/VCD/DVD販売など、映画に関わる事業は映画館経営を除き全て手掛けていると言っていい。出す映画出す映画全てヒットという時期...

Kismat Konnection

 デリーを中心に、インド中の主要都市でモダンなシネコンをチェーン展開し、インド映画の構造改革を推し進めて来たPVRグループ。だが、数年前から配給会社とのトラブルが増えて来て、期待作がPVR系列の映画館で公開されないという...

Bhoothnath

 ヒンディー語映画界で本格的にホラー映画の製作が始まったのは「Raaz」(2002年)からであったが、しばらくは映像と音で無理矢理観客を驚かせるタイプの原始的なホラー映画が量産されていた。様々な娯楽要素を一本の映画に詰め...

Krazzy 4

 ヒンディー語映画界の2007年はコメディー映画豊作の年だったが、今年はまだスーパーヒットと言えるコメディー映画が出ていない。本日(2008年4月11日)より公開の「Krazzy 4」は、狂人4人が主人公ということもあり...

Om Shanti Om

 インド三大祭のひとつ、ディーワーリー祭の期間は伝統的に大作映画が公開される。今年も、ディーワーリー・シーズンの2007年11月9日、「Main Hoon Na」(2004年)で初めてメガホンを取った振付師出身女流映画監...

Heyy Babyy

 2007年のヒンディー語映画界は不作が続いていたのだが、後半に入りだいぶ持ち直してきた。現在サルマーン・カーンとゴーヴィンダーのコメディー映画「Partner」(2007年)が大ヒット中であり、シャールク・カーン主演の...

Chak De! India

 インドの独立記念日(8月15日)が近付いて来た。インド最大の映画コングロマリット、ヤシュラージ・フィルムスは、一昨年、昨年と、独立記念日に大作をぶつけて来ている。2005年はアーミル・カーン主演の愛国主義的歴史映画「M...

I See You

 今日は、2006年12月29日に公開された「I See You」を観た。ロンドンを舞台にしたファンタスティック・ラヴコメディー映画だった。