Romeo Akbar Walter

 1971年の第三次印パ戦争はインドの完全勝利に終わった戦争であるため、インド映画の題材にしやすい。ここに来てこの頃の印パ関係に関する映画が続いている。「The Ghazi Attack」(2017年)や「Raazi」(...

Total Dhamaal

 ヒンディー語映画界においてコメディー映画を得意とする監督は複数いるが、インドラ・クマールはその一人だ。「Masti」(2004年)、「Grand Masti」(2013年)、「Great Grand Masti」(20...

Paltan

 インドの戦争映画はほぼ愛国主義映画であり、主人公が戦う相手は、イスラーム教徒、英国人、パーキスターンのどれかと相場が決まっている。だが、2018年9月7日公開の「Paltan(小隊)」は、1967年に中国とスィッキムの...

Phamous

 ウッタル・プラデーシュ州、ラージャスターン州、マディヤ・プラデーシュ州の3州にまたがるチャンバル渓谷は、盗賊たちが跋扈する無法地帯として有名である。チャンバル渓谷の盗賊たちはインド映画の格好の題材となっており、「Ban...

Sarkar 3

 アヌラーグ・カシヤプ監督が登場するまで、ヒンディー語映画界の風雲児と言えばラーム・ゴーパール・ヴァルマー監督であった。「インドのクエンティン・タランティーノ」と呼ばれていた彼が矢継ぎ早に送り出す作品の数々からは、ヒンデ...

Housefull 3

 しばしば、「脳みそを家に置いて楽しむべし」とされるインド映画の中でも、コメディー映画は特に脳みそ空っぽで楽しむべきジャンルだと一般に考えられる。だが、(日本の状況はさておき)コメディアンというのは最も知性を必要とする職...

Chalk n Duster

 インドで教育問題というと、まずは識字率の問題が取り沙汰されることが多かった。貧困層を中心に学校に通えない子どもが多く、読み書きのできない人が多く存在した。だが、最近、インドの識字率は急速に改善されており、75%に迫ろう...

Jazbaa

 インド映画はプロデューサーの力が強く、監督や俳優が本当に自分の作りたい映画を作れるようになるのは、プロデューサーを兼業できるほど経済力が付いたときになる。元ミス・ワールドで、1990年代から2000年代のヒンディー語映...

Brothers

 日本でもJリーグが成功したことでサッカーの底上げが実現し、他のスポーツにも数々の「リーグ」が誕生したように、インドでも、2008年にローンチされたクリケットのインディアン・プレミアリーグが成功したことで、様々なスポーツ...

Dirty Politics

 2000年に「Bawandar」という映画があった。1992年のバンワリー・デーヴィー事件に基づいた、インドの女性問題などを扱った社会派映画であった。2012年のデリー集団強姦事件は、女性問題をはじめとしたインドの社会...

Happy New Year

 ヒンディー語映画界が誇る女性監督ファラー・カーンの最大の功績は、女性でも娯楽映画を作り、成功させられるということを証明したことであろう。ヒンディー語映画は元来、男性中心主義で動いており、女性はカメラの前にいようと裏にい...

Kochadaiiyaan

 ハリウッド映画「Avatar」(2009年)の大ヒットを機に、インドでもデジタル3D映画が作られるようになった。インド初の完全なデジタル3D映画は「Haunted 3D」(2011年)とされている。ただ、「Avatar...