Maja Ma

 2018年に最高裁判所が、同性愛を犯罪とするインド刑法(IPC)第377条を違憲とし、この条文を無効化した。それ以前のインドでは、植民地時代にできたこの古めかしい法律よって同性愛が犯罪とされ、同性愛者は潜在的な犯罪者と...

Nail Polish

 新型コロナウイルス感染拡大により映画館が閉鎖されたことで、新作映画が映画館での公開を経ずにオンライン・プラットフォームで公開される事例がインドでは急増した。いわゆる「配信スルー」の映画はインドではOTT(Over Th...

Chhapaak

 インドの女性問題というとどうしてもレイプが真っ先に注目されるが、それ以外にも多くの問題が存在する。その中でもインドや南アジアに特有の問題がアシッド・アタックである。アシッド・アタックとは、他人の顔や身体に酸を掛ける行為...

Love per Square Foot

 不動産を巡る物語はインドでも少なくなく、特に大半の人にとって人生で最大の買い物となるマイホームを巡るゴタゴタは、例えば「Khosla Ka Ghosla!」(2006年)という傑作で取り上げられた。2018年2月14日...

Detective Byomkesh Bakshy!

 21世紀、ヒンディー語映画はハリウッド映画の得意ジャンルを模倣し、ホラー、SF、スーパーヒーロー、アドベンチャーなど、様々なジャンルの映画をインド映画の味付けで作るようになった。その内のいくつかの作品は成功し、ジャンル...

Finding Fanny

 大阪アジアン映画祭でインド映画「Finding Fanny」が公開されると聞き、大阪まで足を延ばした。「Finding Fanny」は2014年9月12日に公開された映画で、英語バージョンとヒンディー語バージョンの2本...

Dishkiyaoon

 2014年3月28日公開の「Dishkiyaoon」は、ムンバイーを舞台にしたギャング映画である。題名は拳銃の発射音で、敢えて日本語に訳せば「ドキューン」になるだろうか。

What the Fish

 2013年12月13日公開の「What the Fish」は、伝言ゲームを発展させたようなコメディー映画である。題名の「What the Fish」とは、英語の俗語で、驚いたときなどに使う慣用句だ。日本語にすると「なん...

Go Goa Gone

 21世紀に入り、ヒンディー語映画はドラスティックな変化を遂げたが、その中でも大きな変化のひとつと言っていいのが、ホラー映画がジャンルとして確立したことである。ハリウッド映画の影響により、ヒンディー語映画ではジャンルの多...

The Film Emotional Atyachar

 インドが世界に誇る音楽家ARレヘマーンが作曲した、「Slumdog Millionaire」(2008年)の挿入歌「Jai Ho」が世界を席巻しているとき、インドでは新進気鋭の音楽家アミト・トリヴェーディー作曲の、ヒン...

Aisha

 「Slumdog Millionaire」(2008年)旋風は、ARレヘマーンのアカデミー賞・グラミー賞受賞をはじめ、インドの娯楽業界にも大きな収穫をもたらしたが、その中でも特に羽振りが良くなったのが、クイズ番組ホスト...

Udaan

 2010年7月16日には3本の新作ヒンディー語が一挙に公開された。どれもそれぞれ面白そうな映画であるため、全てを観ることを計画していた。「Lamhaa」(2010年)は既に金曜日に見たが、日曜日に残りの2作「Udaan...